新型コロナウイルスの感染拡大防止策の一環として、今週からJRAでは平地競走のジョッキーが土日の間で競馬場を移動することができなくなりました。
ジョッキー自身の土日での乗り馬の選択・確保もそうですし、厩舎の皆さんとしても狙ったレースで主戦が継続騎乗できるかとか、空いているジョッキーは誰なのかとか、やりくりがかなり大変そうですよね。
そうした努力のもとで開催が継続されている中央競馬。本当にありがとうございます。
競馬ファンの僕としても、ほんの少しでも競馬を盛り上げる力になっていきたいと思っております。
目次
第25回GⅢアンタレスステークス 予想と見解
◎⑦ベストタッチダウン
○⑧ウェスタールンド
▲④クリンチャー
△⑪アナザートゥルース
△③ロードゴラッソ
△⑮リワードアンヴァル
馬単⑦⇔⑧④⑪③⑮
3連単⑦→⑧④⑪③⑮
- ベストタッチダウンのスピードは重賞級
- 川田騎手が皐月賞よりこちら優先ということは…
- 同じく好内容勝ち上がりのリワードアンヴァルをぜひ
展開予想(平均ペース)
⑯⑮ ②⑥⑨⑫⑩
ここはスピードの違いで⑦ベストタッチダウンがハナ。8枠2頭はいったん控えることになりそう。
③②⑥⑨⑫⑩
ペースは平均か、やや速い程度。そこまでハイペースにはならないと思うが、差しタイプの多い構成なので隊列は縦長になるか。
⑮③⑨⑬
⑥②⑧⑭
④⑫⑩
⑦ベストタッチダウンが離し気味のまま直線へ。後続勢からは④クリンチャー、⑧ウェスタールンドが末脚を伸ばす。
⑧
④
⑦ベストタッチダウンが後続を寄せ付けず逃げ切り。4連勝で重賞初制覇と見た。
ダート界の新星、またまた現る!?
さて、皐月賞の裏に隠れてひっそりと終わりそうなダート重賞のアンタレスステークスですが、もしかしたら、今後のダート界を大いににぎわす新星誕生のレースとなるかもしれません。
その期待がかかるのがベストタッチダウンです。
3連勝でオープン入りした上がり馬なのですが、この3戦の内容がとにかく強かった。いずれも逃げて楽勝しており、後続馬を全く寄せ付けないスピードは優に重賞クラス。走破時計も優秀です。
また、週末の関西地方のお天気が微妙ですが、例え先週のように道悪になったとしても、前走が重馬場で0秒5差、2走前も不良馬場で同じく0秒5差で勝利と、馬場は不問のタイプです。
なので、晴れでも雨でも全く心配無用でしょう。
そして、最初に触れたジョッキーの乗り馬選択の話になりますが、川田騎手は同じく主戦としていた皐月賞出走予定の3戦3勝馬レクセランスではなく、こちらのベストタッチダウンに乗ることになりました。
というわけで、人気でもここはベストタッチダウン本命です。
前走通りならリワードアンヴァルここでも
と言って、このアンタレスSにはJRA重賞、地方交流重賞でもまれてきた歴戦のベテランたちも多数参戦。かなり手強いメンツがそろったと思います。
相手筆頭は末脚確実のウェスタールンド。18年のGⅠチャンピオンズカップ2着馬で、ダート転向後に大きく崩れたのはマイルの武蔵野Sと、昨年のチャンピオンズカップの2走だけ。GⅢクラスなら引き続き上位争いできる実力馬です。
▲クリンチャーは芝から転向して2戦、いずれも内容のある競馬で連続2着。こちらも確実に差して来るはずなので、あとは展開、ペース次第か。また、2週連続重賞Vの好調・石橋脩騎手も2回目の騎乗なので、より仕掛けどころが分かっているはず。
以下、ダート重賞の上位常連アナザートゥルース、ロードゴラッソは当然押さえるとして、あと1頭、ベストタッチダウン同様に強い競馬で準OPを勝ち上がってきた(しかも同じ阪神で)リワードアンヴァルを、ぜひとも穴で加えておきたいです。

これで決まりだ!
なお、中山メインGⅠ皐月賞の予想も合わせて公開しています。

お時間ありましたらぜひご覧ください。よろしくお願いします!