【悲報】エネイブルさん、つけられる種牡馬がいない……

【フェブラリーステークス2020回顧】モズアスコットの二刀流、デジタルを超える伝説を見せてくれ!

フェブラリーステークス2020回顧

ああ、恥ずかしい、恥ずかしい……

スポーツ紙で競馬担当をしていたころは、それはもう毎週、毎週当たらない予想を堂々と、しかも実名で出していたから(顔出しはしていない)、今さらこの匿名のブログ予想がカスリもしなかったところで何とも思わんわい!と思っていたんだけど、今回はさすがにダメージが来た。

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モズアスコットは千四がベスト! マイルは長い!

なんて、ドヤ顔でエラそうに講釈タレちゃって。

ああ、恥ずかしい、恥ずかしい……

人間、年を取ると羞恥心がなくなってくると言うけど、実際に僕もそうだけど、20代だったスポーツ紙記者時代には感じなかった恥ずかしさが今、こみあげている。

それもこれも、モズアスコットが強すぎたせいだ。

あれほどまでの強さを見抜けず、信じきれず無印にしたなんて、この20数年間、僕は競馬の何を見てきたんだ!という恥ずかしさかもしれない。

大穴馬券を取るにはどこかで人気馬を切る勇気がなければいけない――

というのが僕のポリシーなわけだけど、無印にした1番人気に勝たれて、かつ万馬券が出ているのだから世話がない。

大いなる自戒を込めて、フェブラリーステークスの回顧といってみましょう!

第37回GⅠフェブラリーS回顧・総評

モズアスコットはゲートから完璧だった。

根岸ステークスで出遅れてしまったから、今回は陣営がかなり工夫してきただろうし、ルメールもかなり気を遣っていたはず。それが功を奏して16頭中で1番かと思えるくらいの好発を切っていた。

そこから、前に行きたい内枠の馬を行かせつつ、モズアスコットは距離ロスをなくすために空いたインのスペースへと移動。

「今回は馬群に入れても大丈夫だと思っていた」とルメールはレース後に言っていたけど、それでも必要以上にもまれることがない馬群の切れ目へと馬を誘導したあたりはさすがのポジション取りだと唸った。

昨年より1秒2速かった前半、インティ不発

一方、他のライバル勢はどうだ。

先手を取ると思われていたインティがハナに行かなかったのか、行けなかったのか4番手の位置。「自分が乗っていてこんなに走らなかったのは初めて。バランスが悪くて……何もなく無事だったらいいけど」と困惑気味に話していた武豊騎手を見ると、“行けなかった”が正解か。

また、それ以上に前に行った2頭、ワイドファラオとアルクトスの2頭が速かった。並行したまま最初の3ハロンが34秒6というのは、インティが去年逃げて作ったペースより1秒2も速い

過去10年で見ると、2015年~18年はもっと速い34秒前半のペースなので、今年が特別速いというわけではない。が、それでもインティが理想とするペースよりも速かったことは確かで、これが大きく響いたというのはアンカツさんがツイッターで指摘している通りなのだろう。

また、インティはもともと1800mで連勝を重ねてきた馬。昨年当時もマイルが不安視されていたくらい。本質的にこの距離は忙しいのだと思う。今後は中距離路線に戻っての復活を期待したいところだけど、ユタカさんのコメントも気になりますよね。故障とかなければいいのだけど。

ルメールも「驚いた」末脚の加速

さて、話を戻してモズアスコットだ。

決め手で勝負する同馬にとっては、前2頭が緩みなく飛ばすハイラップもちょうど良かった。3~4コーナーで狭くなって、そこで少し怖がって頭を上げてしまったとのことだが、スムーズじゃなかったのはそこぐらい。

直線に入ってルメールは徐々に外へ持ち出し、前が開けると一気の末脚で先行集団をまとめて差し切ってしまった。

「すごい加速。僕がビックリするくらい(笑)」

ルメールはそう冗談を交えながら話していたのだけど、乗っているジョッキーがビックリするくらいなのだから、見ているこちらはもっとビックリだ。

「強っ……」

そんな感想しか出てこなかった。GⅠレースなのに、他馬とはまるでレベルが違った。

米国BC挑戦プランが楽しみで仕方ない

実は、クリソベリル、ゴールドドリームがいない『冬のダート王決定戦』に、レース前の僕はあまりワクワクはしていなかったというのが正直なところ。

「ここを勝っても、結局3番手。良くて2番手評価だからなぁ」

ドバイに加えて、新たにサウジカップまで創設された今の時期に行われるフェブラリーSの意義とは?なんて小難しいことまで考え始めていたのだが、モズアスコットの出現が、僕のそうした低いテンションを一気に押し上げてくれた。

「クリソベリルと走ったら、どっちが強いんだ?」

いや、適性距離が微妙にズレているから直接対決は実現しないかもしれないけど、そう考えずにはいられない強さだったし、レース後の会見で明言した矢作調教師の今後のレースプランには、さらにもう一つワクワクさせられた。

「次は予定通りドンカスターマイル。距離には限界があるから、ダートでも千八、二千は厳しいと思う。ブリーダーズカップならダートマイルをと思っている。本格的な二刀流として育てていきたい」

特に米国BC挑戦というのがいいですね。ある程度、勝つことが想像できるドバイや香港、そして欧州と比べても米国挑戦というのはまだまだ数が少ないから、現在の日本のトップホースがどこまでやれるのか、すごく興味深い。

それに日本馬にとって米国のダート競馬は、欧州の芝競馬よりもさらに勝つことが難しいと個人的に思っている分、それだけ憧れも強い。

だから、すごく楽しみだし、ワクワクが止まらない。

ルメールも「それが楽しみです!」と大きな目をさらに丸くして、米BCダートマイルへの手ごたえを語っていた。一方で、ドンカスターマイルへの歯切れの悪さが対照的で面白かったのですが……。

モズアスコットの復活は、今の僕には響くのです

今年の米BCは11月6日、7日だから、まだ半年以上も先の話。あまり先走りしてはいけないし、その前にドンカスターマイルでの好走を期待したい。だけど、やっぱり米BCが頭にチラついてしまう。

ああ、楽しみだなぁ。

もし、陣営の青写真通りとなれば、モズアスコットは今後、日本、豪州、米国をまたにかけて戦うことになる。芝・ダートの二刀流GⅠ馬はモズアスコットで史上5頭目だが、芝とダートを同時進行で戦っていた馬となると、アグネスデジタルくらいだ。

第2のアグネスデジタルを目指して、そして戦うフィールドはそれを超える世界規模を目指して――

6歳にして新たに輝ける場を見つけたベテラン。ルメールはまさに「新しい馬になった」と絶賛していた。

これって、40歳を超えた今になって現在の職場環境に行き詰まりを感じている僕のようなヤツにこそ響くシチュエーションだし、モズアスコットは真っ先に応援しなければいけない馬だった、とこれを書いていて気が付いた。

よし、決めた。僕はこれからモズアスコットを全力で応援していく。

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アグネスデジタルを超える二刀流の伝説を、この目に見せてほしい。

今週のひとり大反省会

では、土日の4重賞の結果を振り返ってみましょう。

フェブラリーS

1着 モズアスコット

2着 ケイティブレイブ

3着◎サンライズノヴァ

4着△ワンダーリーデル

5着穴タイムフライヤー

小倉大賞典

1着△カデナ

2着 ドゥオーモ

3着◎ジナンボー

4着▲レイホーロマンス

5着穴アウトライアーズ

京都牝馬S

1着○サウンドキアラ

2着△プールヴィル

3着 メイショウグロッケ

4着 アマルフィコースト

5着◎ビーチサンバ

ダイヤモンドS

1着 ミライヘノツバサ

2着△メイショウテンゲン

3着 オセアグレイト

4着 レノヴァール

5着◎タイセイトレイル

うーん、ひどい。

◎が1頭も連対しなかったですし、無印がバンバン連対しているし……もっと頑張ります。

フェブラリーステークス2020川口春奈サイン馬券 【フェブラリーステークス2020】川口春奈サイン馬券を考察

ちなみに、馬番確定前に出した上記の「フェブラリーS×川口春奈サイン馬券」考察。なんと、推奨していた単&複⑫番にモズアスコットが入り、見事に優勝!

オッズは安いですが、とりあえずサイン的中となりました。

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これを喜んでいいのかどうか、よく分かりませんが……

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