マスクが手放せない季節になってきた。
プロフィール画像のマスクではない。今はまだ世を忍ぶ仮のルチャドールだが、普段は素顔で堂々と暮らしている。

当たり前だ。
マスクはいわゆる鼻と口を覆うアレ。新型コロナの影響ももちろんあるけど、「予防」という観点で言えば、花粉の方が大きい。
ホント、嫌な季節がまたやってきましたよねぇ。
故郷の麗しき福井県、大学進学先の兵庫県宝塚市(阪神競馬場から原付で5分くらいのところに住んでた)、就職のため引っ越した大阪府高槻市に住んでた頃は、

花粉? ナニソレ?
甘えてんじゃないの(鼻ホジー)
って感じだったが、転職で東京に住み始めたらアッと言う間に花粉症になった。魔都・TOKYOとはよく言ったものだ。
くしゃみ、鼻づまりもそうだけど、僕が特に苦しんでいるのが目のかゆみ。
ひどい時なんかはもう、目玉をボロンと取り出してジャブジャブ水洗いしたい衝動に駆られてしまう。
そんなときに救世主が現れた!
小林製薬の『アイボン』だ!!
目玉を丸ごとジャブジャブ洗いたいという僕の願望をほぼ叶えてくれる画期的な発明品。アイボンで目を洗ったときの気持ち良さといったら、目薬の比ではない。これ、マジ。
僕と同じように花粉で目がかゆい!という人は、アイボンが一発で解決してくれるので、ぜひおススメします。
目のかゆみも収まり、視界がきれい、クリアになれば集中力も増す。ということは、それだけ走る馬も見つけられるというもの。
というわけで、アイボンでジャブジャブ洗ったこの目で見つけたフェブラリーステークスの勝ち馬はコレだ!
目次
第37回GⅠフェブラリーS 予想と見解
◎⑨サンライズノヴァ
○⑦ヴェンジェンス
▲⑤インティ
△③ワイドファラオ
△④ワンダーリーデル
穴⑯タイムフライヤー
馬単⑨⇔⑦⑤③④⑯
3連単⑨→⑦⑤③④⑯
展開予想(ややハイペース)
⑮⑫ ⑨⑪ ⑯
⑬ ⑭
この相手関係、枠順なら⑤インティがハナ。③ワイドファラオが続き、⑫モズアスコットはゲート出遅れがなければスタート直後の芝でのスピードを生かし中団より前か。
⑮⑫⑬⑨⑪⑭
ペースは平均より速め。⑤インティは2~3馬身ほど離していきそう。道中はそれほど大きな動きはないか。
②⑦④⑩⑭⑧
⑫⑨ ⑮⑬⑯
⑤インティがリードを保ったまま直線へ。⑫モズアスコットが外から一気にとらえにかかる。インから②アルクトス、後方から⑨サンライズノヴァ、⑦ヴェンジェンスも襲いかかる。
⑨
⑦
⑨サンライズノヴァが豪快に伸びて1着。外からしぶとく伸びた⑦ヴェンジェンスが2着に入り、⑤インティは粘り切れず3着と予想。
ここがポイント!

- 体調フレッシュ!サンライズノヴァ絶好調
- モズアスコットはむしろ距離マイルが不安
- 東京千六ダート好相性馬を穴で
モズアスコットは1400mがベストではないだろうか
人気の上でも一騎打ちになるかと思っていたインティとモズアスコットだが、ふたを開けてみればモズアスコットの方がアタマひとつ抜けた1番人気になった(土曜15時時点)。
ちょっと意外だ。
いや、それだけ前哨戦のGⅢ根岸ステークスのパフォーマンスが秀逸だったということ。
僕もあのレースの強さにケチをつけるつもりは毛頭ないし、モズアスコットは芝・ダート両方でGⅠを勝てる力を持っていることに間違いはないだろう。

ただ、その前走が“強すぎた”ということが、どうも引っかかる。
というのも、モズアスコットは2018年GⅠ安田記念V以降、連対したレースは3つ。
19年根岸S1着、18年&19年スワンS。
このレースの名前を見て、何か気が付かないだろうか?
そう、いずれも1400mであるということ。
たまたま、偶然と言えばそうなのかもしれないが、それにしてはマイル戦でのレースぶりがだらしない。1600m以上の距離では複勝圏内どころか、掲示板にも入っていない。
これまで戦ってきた相手が強かったにしろ、マイルではどうも最後まで我慢が利いていないようなレースを見せている。
ところが、千四では前走のように見違えるような脚を見せるのだから、

安田記念馬ではあるけれどベストは千四
と僕は見ている。
だからここは、オッズの妙味も考えて、思い切って消しとする。
インティも昨年ほどの信頼は……
では、インティが本命かというと、そうではない。
相手関係や展開を考えれば、確かにチャンピオンズカップよりもはるかに楽だし、連覇のチャンスはかなり高いだろう。
しかし、前走の東海Sは今までにない中団からの競馬で新味を出したこと自体は評価するけれど、それでも3着という結果は物足りないし、もっと言えばチャンピオンズCも僕としては物足りない結果だった。
連勝してたころのインティだったらもっときわどい勝負ができていた、と。
それらを考えると、やはり昨年ほどの信頼度はないと見て▲評価。
サンライズノヴァ絶好、機は熟した!
本命はサンライズノヴァだ。
昨年前半の競馬は「これはもう衰えたかな」という敗戦続きだったが、秋のマイルチャンピオンシップ南部杯で復活V。交流重賞とはいえ、待望のGⅠ初勝利だった。
前走のGⅢ武蔵野ステークス5着は斤量59kgがきつかったし、先行競馬がやはりこの馬には合わなかった。度外視していい一戦だ。
今回はその武蔵野S以来3カ月半ぶりの競馬。気になる仕上がり具合については、1週前に現役ダート最強馬クリソベリルとの併せ馬で先着する坂路4F50秒4、今週の最終追い切りも同じく坂路4F51秒0、ラスト1F12秒6と、2週続けて好タイムを叩き出している。
また、全7勝のうち、東京マイルコースで4勝を挙げる巧者。過去2年のフェブラリーSは4着(18年)、7着(19年)と今ひとつ結果を出せなかったが、いずれも休み明け5走目と、もう上がり目がない状態だった。
年齢は重ねたが、今年は過去2年にない“フレッシュさ”がある。
そして鞍上には、土曜の京都牝馬Sも勝って今年重賞4勝と絶好調の松山弘平騎手だ。

機は熟したと言っていいだろう。
交流GⅠに続き、初のJRA・GⅠを手にするときが来た!
好みで言えばヴェンジェンス
対抗はヴェンジェンス。
実は本命をこっちにするかどうか、かなり迷った。
大根田厩舎&幸騎手なんて、モロに僕好みのコンビ。特に大根田裕之調教師は、お父さんも調教師だった競馬一家の出ですが、普段はオモロイ関西のオッチャン風。入っている馬の血統なんかも地味だけど、最近のよく見るスマートな調教師、厩舎よりも、僕はこうした昔ながらの厩舎然とした雰囲気の方が好きだったりする。

チャンピオンズCではこの馬からしこたま馬券を買っていた。
もちろん、そうした判官びいきで対抗にしているのではなく、ヴェンジェンスはGⅠでも勝ち負けできる力を持っていることは確かだ。東海Sでインティを差し、勝ったエアアルマスに迫った脚を見れば分かるように、今が最盛期なのだろう。
しかし、チャンピオンズC後やこの中間の幸騎手のコメントにあるように、やはりこの馬は右回りがベスト。左回りだとややスムーズさに欠ける部分がある。
また、サンライズノヴァとは対照的に、こちらは昨年10月からコンスタントに使われ、ここが5走目だ。変わらず好調ではあると思うが、東海S以上の上がり目を期待するのは酷ではないだろうか。
マイルで前進、ワイドファラオ
△以下はヒモ穴で狙いたい馬をピックアップ。
まずはワイドファラオ。前走の根岸Sは好位から直線伸びきれず5着に終わったが、それでも58kgを背負いながらスッと好位につけたスピード、直線でもオッと思わせるなど、見せ場は十分の内容だった。
やはり千八よりも短い距離が合う。
今回は1ハロン延びてのマイルになるが、根岸S後に福永騎手が言っていたように、千四より千六の方が合う馬。それはGⅡニュージーランドT、GⅢユニコーンSを勝っている実績からも明らかだろう。
前走よりさらに一歩前進を期待したい。
得意条件でワンダーリーデルの一発脚
ワンダーリーデルもとにかく東京マイル戦が合う馬だ。
昨年のGⅢ武蔵野Sをはじめ、直近の同条件では連勝中。サンライズノヴァ、エアアルマスらをなで斬った武蔵野Sの差し脚は見事のひと言だった。
あの脚をもう一度再現できれば今回のこの相手でも上位に食い込めるはずだし、大外枠になったが、後ろから行く馬だけにそう割り引く必要はないだろう。
ペース次第、展開次第という面は否めないものの、インティがある程度のペースで飛ばしてくれるはず。これを目標に各馬が早め、早めの仕掛けになれば、ワンダーリーデルの差しが生きる。名手・横山典騎手のペース読み、手綱さばきにも注目だ。
タイムフライヤー武蔵野Sの再現を
最後はタイムフライヤー。
二刀流はモズアスコットにばかり注目が集まっているが、タイムフライヤーも二刀流GⅠ制覇を目指す芝のGⅠホース。
確かにダート転向後はモズアスコットほどのインパクトを残せていないが、東京千六の武蔵野Sではワンダーリーデルに続く2着と好走。前走のチャンピオンズCでも、着順は8着と振るわなかったが、レース後に名手マーフィー騎手がその能力を褒めたほどだ。
2歳GⅠとはいえ、キラリと光るモノがなければ勝つことはできないと思うし、ダート転向後はどのレースも大きくは負けていない。2着好走経験のある東京マイルならば、再びの激走がないだろうか。

フェブラリーSはこれで決まりだ!

なお、23日はゲストプレゼンターとして女優の川口春奈さんが来場。それを記念して「フェブラリーS×川口春奈サイン馬券」も考察してみましたので、上記の記事もご参考に。

また、冬の小倉開催の最後を飾るGⅢ小倉大賞典が、フェブラリーSの前に行われます。ヴェロックスが単勝1倍台の断然人気ですが、ここもあえてジナンボーから勝負に行きます!