今朝(と言ってもお昼前ですが)起きて、あ、不燃物のゴミ出ししなきゃ!と思って、急いで外に出たら驚いた。
えらい雨降っていますね。
それに寒い。これで花粉が少しでも抑えられるのなら結構なことですけど、ここまで雨が降るとは思ってもみなかった。
阪神競馬場は6Rあたりから雨が上がったと思ったら、10Rのころには再び強い雨。宝塚市の日曜は晴れのち曇り予報ですが、馬場はどこまで回復するのか。
ただでさえ荒れそうな気配漂うGⅡフィリーズレビューの予想がまた1つ、難しくなったような気がしますね……。
目次
第54回GⅡフィリーズレビュー 予想と見解
◎⑱エヴァジョーネ
○⑭アヌラーダプラ
▲①カリオストロ
△⑦ヤマカツマーメイド
△⑫ルーチェデラヴィタ
穴⑨クーファイザナミ
馬単⑱⇔⑭①⑦⑫⑨
3連複⑱-⑭①⑦⑫⑨
ここがポイント!

- 土曜の雨で時計がかかる馬場
- 血統芝向き、1戦1勝未知の魅力
- 世界的良血に一発の期待
展開予想(平均より速めペース)
⑩ ⑥⑦④⑫⑪
⑬⑧⑨⑭⑯⑮⑰
⑱
①カリオストロがスピード最内を生かしてここはハナに。鈴をつけに行く馬が見当たらないため、マイペースで運べそうだ。
⑥⑧⑦⑪⑭ ⑰
⑬⑱ ⑫⑯
①カリオストロのペースは平均よりやや速めか。⑦ヤマカツマーメイド、⑭アヌラーダプラら人気どころは中団で脚をタメていく。
⑬③⑫⑧⑪⑰
⑱⑦⑮⑯
⑭
①カリオストロが直線でさらに突き放しにかかるところを、後続勢も横一線となり末を伸ばす。ここから何が突っ込んでくるか。
⑱
⑭
好位の外から⑱エヴァジョーネが力強く差し切り1着、⑭アヌラーダプラも堅実に伸びて2着とみた。
週明けにアップした有力馬分析も合わせてどうぞ!

馬場悪化でカリオストロのスピードが鈍る?
そもそも、ヒメノカリスがここに出てくれれば、迷うことなく◎で行こうと思っていました。
ところが水曜の追い切り後に熱発が出て回避……。
まあ、そうでなくても抽選次第だったため、ヒメノカリスが出られないということは想定していなければいけなかったのですが、そこでまず1つ、僕の予想が崩れた。
これはもう1枠1番引いたし、カリオストロがスッと逃げてそのままかな?と思っていたところ、土曜のこの雨です。
カリオストロは重馬場の新馬戦でも2着に来ていますから、道悪はそこまで苦にするとは思わないのですが、前走のレコード圧勝を見る限りはやはり時計の出る馬場に越したことはないと思います。
なので、時計がかかる馬場になって前走のようなスピードを再び発揮できるかどうか……
新馬勝ちが好内容、エヴァジョーネは芝でもやれる!
そう思っていたら、堂々巡りに迷い込んでしまいまして、もう18頭どれでも勝てそうな気がしてきました。

こうなったら予想としてはおしまいです。
なので、かくなるうえは1戦1勝、未知の魅力に期待しての◎エヴァジョーネ!
決して破れかぶれ、もうどーでもいいや!ってな感じの本命ではありませんよ。ダートで勝ち上がってきたのにここに登録してきたということは、芝でやれる根拠があってのはず。
そこでまず、目が行ったのが血統です。
父ロードカナロア、母の父サンデーサイレンス、母ギミーシェルターはJRAの芝で5勝を挙げた馬。加えて母の父を順に追っていくと、SS→リアルシャダイ→ノーザンテースト。いかにも日本伝統の芝の系譜といった感じで、この並びだけでも断然芝向きに思えます。
それもそのはず、3代母に1982年のオークス馬シャダイアイバー。そのひ孫エヴァジョーネは「社台」の血を脈々と受け継ぐ名家のお嬢さんだったわけですね。
この牝系は現在、物凄く活力があるかと言われれば、そうではないのですが、それでも伯父に芝重賞2勝のペインテドブラックがいるなど、コンスタントに走る血統。
また、デビュー戦も着差こそ半馬身差ですが、直線は遊んでいるような若さを見せていましたし、追い出された後はしっかり伸びて、余裕たっぷりのゴール。着差以上の強さを感じさせる内容でした。
もちろん、結局のところダート向きだったというオチかもしれないですが、もしですよ、これで芝の方がもっと走れるとしたら……
そんな可能性に賭けて、いや、その可能性が十分あると期待しての◎です!
大外18番も、土曜の雨でインが荒れるようならかえって好都合と思いましょう。
ルーチェデラヴィタここで見直し
以下、アヌラーダプラは2連勝の内容を改めて評価。前走手綱をとったルメール騎手の言うとおり、前走の敗因が距離だとしたら、今回の1ハロン短縮はプラスしかないです。
ヤマカツマーメイドも実績から外せない1頭。阪神JFの上位組がチューリップ賞でも変わらず上位を占めたことを考えると、5着のこの馬の地力はこの相手関係なら上。ピリッと切れる脚がない分、日曜も引き続き時計がかかるようならプラス材料になりそうですね。
また、阪神JF組から巻き返しを期待したいのがルーチェデラヴィタ。レシステンシアから5秒1差の最下位16着だったわけですが、これはさすがにいい意味での負けすぎ。報道によればフケ(発情)が来ていたようで、入れ込みもかなりキツかった。それだけに度外視できる1戦ですし、ここはデビューから連勝した素質を見直してみたいです。
穴は世界的な名血馬クーファイザナミ
最後、穴に指名したいのがクーファイザナミです。
新馬戦勝利後のここ2戦はいずれも芝1400m。リステッドの紅梅S4着、前走の1勝クラス2着と、あと一歩の競馬が続いていますが、いずれも直線ではまとめて差し切れそうな勢いで走っており、内容としては悪くありません。
末は確実に伸びます。
ただその分、詰めの甘さが気になるわけですけど、今回は鞍上に外国人ジョッキーのシュタルケ騎手。ビッシリ追ってもらって、あともうひと押しきけば、ここでも上位争いできるのではないでしょうか。

これで決まりだ!
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皐月賞馬サートゥルナーリアの今年始動戦。不安視されている左回りはどうなのか、そして、牡馬のエースとしての期待がかかる2020シーズン初戦でどのようなパフォーマンスを見せるのか、非常に注目しております。
まあ、予想は普通なのでアレですが、もしお時間ありましたらご参考までにしていただければと……よろしくお願いします。