土、日、月の3日開催はこれまでもありましたが、金、土、日開催は割と珍しい。
開催日が1日後ろに余分にあることには特別何も感じなかったのですが、1日前にあるとなると話は全く別。

もう明日競馬かよ!?
って感じで、1週間経つのがメチャメチャ早く感じました。
しかも、祝日とはいえ、そして地方競馬はいつも平日にやっているとはいえ、金曜日の真っ昼間からJRAの馬券を買うのはなんだかイケナイことをしているような気分……。
そんな妙な感覚に陥ってしまうほど、僕の1週間の生活はルーティーン化されているんだなぁと、改めて思い知らされるきっかにもなったわけです。
これがいいのか悪いのか分かりませんが、僕にできることはとりあえず目の前のレースを全力買いすることだけ!
というわけで、中山メインのGⅢフラワーカップの予想といきます。
目次
第34回GⅢフラワーカップ 予想と見解
◎⑪クリスティ
〇⑫シーズンズギフト
▲⑭レッドルレーヴ
△⑧フラワリングナイト
△③チェスナットドレス
穴⑥キングスタイル
馬単⑪⇔⑫⑭⑧③⑥
3連複⑪-⑫⑭⑧③⑥
ここがポイント!

- 牡馬相手に2勝のクリスティ
- 中山コース勝利実績を重視
- 名牝の子孫が激走!?
展開予想(スローペース)
⑦ ⑪⑩④ ⑧
⑫⑬⑭ ⑨
どうしても逃げたい馬はいない中、⑤ナスノクリスティー、⑦ショウナンハレルヤが押し出されるように先手か。
⑦ ⑪⑫⑩⑨
⑬⑭
ペースはスロー。⑪クリスティ、⑫シーズンズギフトは逃げる2頭を目標に好位。⑭レッドルレーヴは中団から。
⑦⑫⑩⑨
⑪⑬ ⑥
⑭⑧
馬群がグッと縮まり、⑪クリスティ、⑫シーズンズギフトらが抜け出しを狙う。後方待機⑧フラワリングナイトも外から一気に捲っていく。
⑪
⑭
早め先頭⑪クリスティがそのまま後続も封じ込めて1着と予想。
千八ではワーケアの2着に好走、クリスティを信頼
本命はクリスティ。
ここまで5戦[2・2・0・1]と安定した成績で来ており、2勝はいずれも今回と同じ1800m芝、しかも牡馬を負かしてもの。前走の1勝クラスでは2番手から抜け出す正攻法で、1馬身1/4差をつける快勝を見せてくれました。
また、3走前のアイビーステークス(東京1800m芝)は、GⅠホープフルステークス3着、GⅡ弥生賞2着のワーケアに続く2着に好走。
これらの実績、戦ってきた相手を総合して考えれば、クリスティの実力は現3歳牝馬全体を考えてもトップの部類に入るのではないでしょうか。
それはGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズでも5番人気と、上位に推されていた点からも分かります。
その阪神JFは8着で唯一着外となっているレースですが、これはやはり距離がやや短かったと考えられます。
得意の距離に戻っての強さは前走で示していますし、この相手関係ならば今回も好レースが期待できるのではないでしょうか。
シーズンズギフトも牡馬相手に中山で強い競馬
対抗シーズンズギフトは、今回と同じ中山千八の若竹賞を勝ってデビューから2連勝。こちらも牡馬相手に強い競馬で勝ち上がってきました。しかも新馬から2戦続けて1番人気というのは、高い素質の証明。乗り替わりとなりますが、名手・横山典騎手の手綱なら心強いですね。
▲レッドルレーヴは父キングカメハメハ、母の父ディープインパクト、祖母エアグルーヴと、日本競馬史の名馬を詰め込んだ贅沢な超良血です。デビュー戦こそ2着でしたが、先着されたフィリオアレグロは次走のGⅢ共同通信杯で3着。その素質馬から0秒1差ですから、レッドルレーヴの能力の高さも相当なモノでしょう。ここでアッサリがあっても驚けません。
以下、フラワリングナイトはデビューから3戦全てが中山競馬場で、いずれも確実に末脚を伸ばしています。前半置かれがちになっている道中も使われるごとに前進しており、競馬の内容としても着実に良化中。この調子なら前走以上の競馬を期待して良さそう。
関西馬チェスナットドレスはデビューから5戦、全て掲示板を確保している堅実派。好位からの取り口も安定しており、2走前には日曜のGⅡスプリングステークス有力馬の1頭であるファルコニアを撃破。実力としてはここでも引けを取りません。
血のロマンを感じる穴馬キングスタイル
穴はキングスタイル。
未勝利戦を勝ち上がったばかりの馬ですが、後方から長い脚を使っており、直線だけで2着以下を2馬身半突き放したその前走が好内容。新馬戦では2番人気に支持されていたくらいですから、やはり光るモノがあるのでしょう。2戦目で見事に一変しました。

何より血統にロマンを感じます。
母トレノエンジェルはスイートピーS、祖母アスクコマンダーも忘れな草賞と、いずれもオークスにつながるレースの勝ち馬。その観点で行くと、本番のレースこそ違えど、キングスタイルもステップレースを勝てる血統であると言えます。
ですが、強調したいのはそこではありません。
その先の牝系をたどっていくと、3代母エイブルカグラ、そして4代母が桜花賞馬シャダイカグラです。
個人的な話になりますが、シャダイカグラの頃は僕はまだ競馬のことをあまり知らなかったので、むしろエイブルカグラの方に思い入れが強いです。
1戦1勝でターフを去った馬なのですが、1200m芝の新馬戦を1秒1ぶっちぎったレースは、本格的に競馬を見てまだ1年くらいの僕にとってはインパクトが強く、いまだに幻の桜花賞馬と思っているくらい。
そんなエイブルカグラの血を引く母に、父ディープインパクトですから期待せずにはいられません。
矢作厩舎の牝馬クラシック秘密兵器――そんなふうに脚光を浴びるレースを見せてほしいですね。

これで決まりだ!
スプリングS、阪神大賞典の展望
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皐月賞、天皇賞・春を目指す実力馬、素質馬たちを解説。週初めの時点での見解なども掲載しておりますので、よろしければご参考までに。
予想の最終結論は土曜日に公開予定です。
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