リュウソウジャーもいよいよクライマックスですね。
ワイズルー様とクレオンの名コンビ復活は良かったなぁと思いますし、相変わらずほのぼのしちゃいます。それにしてもワイズルー様はいろいろと器がでかいし、クレオンはなんだかんだ優しいな。このままリュウソウジャーと共闘するんかな?
一方のゼロワン。
イエローバスターとブルーバスターがレッツモーフィンしてて、懐かしい気持ちで見れて楽しかったです。うまびPEOPLEとして競馬ファンにもおなじみ小宮有紗さんは相変わらず可愛いですね。
まあ、ギャグ回としては良かったんじゃないでしょうか。
もし、ビンタ一発で「悪意に満ちた人間、絶滅すべし」ってのを本気でやっているのならアレだと思いますが……。
まあ、そんな感じでニチアサから競馬への流れは日曜の鉄板です!
それでは、今週の重賞レース回顧といきましょう。
目次
第113回 京都記念(GⅡ)回顧・総評
まずは、日曜京都のメインGⅡ京都記念から。
ここがポイント!

- 人気の牝馬2頭の地力を再確認
- クロノジェネシスは人馬とも完璧なレース
- カレンブーケドールも上々の内容
強かったクロノジェネシス、GⅠでも楽しみ
事前の予想では人気の4歳牝馬2頭、クロノジェネシス、カレンブーケドールともに危ないのでは?と大見得を切ってしまいましたが、結果はこの2頭のワンツー。

単純に馬が強かったです、はい。
特にクロノジェネシスが秀逸でした。馬が強かったのはもちろん、北村友一騎手のエスコートが完璧でした。
週中の報道にあった「パワーアップしたことで口向きも強くなっている」という北村友騎手のコメントから、折り合いと操縦が難しくなっているのでは? 加えて距離に不安もあるから力を出し切れないのでは?と思ったわけです。
しかし、レースが始まってみればなんてことはない。北村友騎手はゲートを上手に出すと、道中でもやや行きたがるクロノジェネシスを上手くなだめてリズムよく追走。この様子を見て、

これはやられた!
と思ったものです。僕は早々に馬券を諦めました。
こうなると、さすがGⅠ馬ですね。直線は早めに抜け出したステイフーリッシュを難なく差し切り、返す刀で同期のライバル・カレンブーケドールを完封。パワーアップと成長をストレートに実感できる競馬でしたし、2200mでも能力を出し切れると分かりましたから、今後のローテーションの選択肢も広がっていくでしょう。
非の打ちどころがない今年の始動戦だったと思います。
次はGⅠ大阪杯でしょうか。当然、有力候補の1頭となりますね。
カレンブーケドール内容は上々
また、2着カレンブーケドールも初戦としては上々の内容。
クロノジェネシスと比べて斤量が1kg軽いことを考えれば、ここは勝ちたかったところでしょうが、もともと叩き良化型っぽくもある馬です。目標は次のドバイシーマクラシックで、海外への輸送なども考えれば、ここで十分なお釣りを残しておきたいところ。陣営も「仕上がりは八分くらい」とコメントしていました。
また、道悪のジャパンカップで2着に来たから重上手のように思える馬ですが、そのJC後に津村騎手は「良馬場の方がいい」と言っていました。そして今回も「馬場を気にして進んでいかなかった」とコメントしている通り、本質的には良馬場でこその馬。
そんな中での2着ですから、この結果は十分に合格点です。
第54回 共同通信杯(GⅢ)回顧・総評
一方、日曜東京メインGⅢ共同通信杯です。
ここがポイント!

- マイラプソディ敗戦の評価が難しい
- ルメール騎手のポジション取りが巧み
- 3歳牡馬2強体制を崩したかというと…
マイラプソディが普通に負けてしまった
クラシックへ直結するレースで、武豊騎手のマイラプソディに大きな期待がかけられていましたが……僕も相当期待していたわけですが……
結果はいいところなく4着。

この負け方をどう評価するか、とても難しいです。
戦法としては、明らかにダービーを意識した乗り方に見えました。そのためにペース、位置取り、内有利な馬場と、あらゆる条件がマイラプソディにとっては不向きだったかもしれません。
でも、それは武豊騎手も承知の上だったでしょうし、クラシックを取ろうという馬だったら、それらを克服して勝ってほしかった。
いや、負けるにしても十分な見どころと収穫を得てほしかったのですが、1、2着馬から4馬身離され、すぐ前を行くフィリオアレグロも差せずに4着というのは……うーん。

なんか、普通に走って、普通に負けたというレースでした。
位置取り光ったルメールの好騎乗
勝ったダーリントンホールは出来の良さとルメール騎手の巧みさが光った一戦でした。
行きたがる馬をギリギリのところで折り合いつけていましたし、勝負どころでもいつの間にか内に潜り込んで、直線に向くころには逃げたビターエンダーを射程圏。このポジション取りが上手かった。そして、最後の叩き合いもハナ差できっちり勝ち切るあたり、さすがはルメール騎手といったところです。
また、英国ダービー馬・ニューアプローチ産駒という欧州血統が、今回の馬場では活きました。ルメール騎手が勝利騎手インタビューで言っていたように、かなりパワーがありそうな馬なので、今後もこうしたタフな馬場になれば走ってくるでしょう。
と言って、道悪適性だけで勝ったような馬とも思えず、陣営の期待からして能力が高い馬であることは間違いありません。確かにSS系の馬と究極の瞬発力勝負になった場合は分が悪いかもしれませんが、課題はそこではなく、折り合いだと僕は思っています。
先に書いたように、今日はルメール騎手の折り合いのつけ方と道中の運びが本当に巧みでしたから。
その点をクリアすれば、春二冠でも上位争いの1頭に加わってきて不思議はない馬だと思います。

ただ、コントレイル、サリオスを脅かす存在かというと……
マイラプソディが敗れたことも相まって、牡馬クラシックの2強体制は崩れず、と感じた共同通信杯でした。
第55回 クイーンカップ(GⅢ)回顧・総評
土曜東京メインのGⅢクイーンカップは、福永祐一騎手騎乗の2番人気ミヤマザクラが完勝。好位から早めに抜け出して押し切る正攻法での勝利でした。
ここがポイント!

- ミヤマザクラ能力の高さは文句なし
- 桜花賞・オークスとも有力候補の1頭に
- 2着マジックキャッスルは本番も3連複で
福永騎手の反省から見て取れるミヤマザクラへの期待度
強い内容だったと思います。
自分が本命にしたひいき目を差し引いても、牝馬クラシックの新たなヒロイン候補と、素直に評価していいのではないでしょうか。
ただ、テレビで見ていたレース後の福永騎手のインタビューは、びっくりするぐらいトーンが上がっていませんでしたね。敗者インタビューかと思うくらいでした。
福永騎手の話では、どうやら今回は中団に控えて直線で脚を伸ばす競馬を試したかった模様。確かに本番の桜花賞ではそうスンナリと好位を取れる保証はどこにもありませんし、もまれこんだ場合でもしっかり最後に脚を伸ばせるのか、確認したかったはず。
それらができず、結果的に馬の能力だけで勝ったというレースになってしまいました。福永騎手はそこを反省したのでしょう。
でも、勝つだけで満足できないということは、それだけミヤマザクラの持つ力が素晴らしいということですし、2歳女王レシステンシアを打倒する可能性がある馬であることを証明した一戦でした。
マジックキャッスルは本番でも買える
また、2着マジックキャッスルも良い馬ですね。
位置取りは後ろになってしまいましたが、ラストの末脚は際立っていました。すでにレシステンシア、阪神JF2着マルターズディオサと勝ち負けのレースをしていましたが、改めてこの馬も世代トップの力を持っていることをアピール。
安定感もピカイチですから、厩舎の先輩カレンブーケドールのようにクラシックでも安定した走りを見せてくれそうです。

3連複で買いたいタイプの馬ですね
今週のひとり大反省会
さて、今週のひとり反省会のお時間です。
土曜のクイーンカップは◎ミヤマザクラ1着→○マジックキャッスル2着で馬単本線的中!(パチパチパチ)

この勢いで日曜も!と思って、さらにツイッターでも調子に乗って後半8Rくらいから毎レース本命馬と買い目をブツブツつぶやいたものの、京都記念は◎ステイフーリッシュ3着、共同通信杯◎マイラプソディ4着で惨敗……。


小波乱を狙った京都記念が堅く収まり、手堅く当てようと思った共同通信杯が荒れるという、狙いと結果が逆になる予想になってしまいました。
反省。
なんか、先週も同じように反省していた気がしないでもないですが、まずはこのブログ予想の方向性をもう一度しっかり固めないと。先週、今週とブレブレだったなぁと思いました。

予想が外れるにせよ、そこに“信念”がない!
もう一度、BON JOVIの『Keep The Faith』を聴きこんだ方がいい。
次週は2020年のGⅠ開幕戦フェブラリーステークス。しっかり勉強して、良い情報を届けたいと思います。