【悲報】エネイブルさん、つけられる種牡馬がいない……

【若葉S、スプリングS回顧】再び武豊に皐月賞どっち乗る問題浮上? アドマイヤビルゴは本番も好勝負できる大器だ

若葉ステークス2020、スプリングステークス2020回顧・総評

日曜の東西重賞、GⅡスプリングステークス、GⅡ阪神大賞典はともに単勝1倍台の断然人気馬が、そろって敗退。波乱の昼下がりとなりました。

やっぱり競馬は怖いなぁと思ったと同時に、これがお客さんが入った通常開催だったら競馬場はどんな雰囲気だっただろう?と想像して、

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やっぱり競馬は怖いなぁ

と思った次第です。

では、なぜ1番人気馬が枕を並べて負けてしまったのか――それぞれのレース+若葉ステークスを振り返ってみたいと思います。

まあ、阪神大賞典の方は書くまでもないことですが……

第69回GⅡスプリングステークス 回顧・総評

条件全てが噛みあったガロアクリーク

まずは皐月賞トライアルのGⅡスプリングステークスから。

勝ったのは6番人気のキンシャサのキセキ産駒、ガロアクリーク上がり33秒8の切れ味で見事な差し切り勝ち。ヴェルトライゼンデを並ぶ間もなくかわし去った末脚は、どちらが人気馬か分からなくなるくらいの鮮やかさでした。

そして、騎乗していたライル・ヒューイットソン騎手はこれがうれしいJRA重賞初勝利。本当におめでとうござました!

新馬勝ちしていた馬ではありますが、続くGⅠホープフルステークスは2秒6差の11着、続く1勝クラス・水仙賞も6番人気4着。

僕としては全く買いどころが見つからなかったのですが、単勝16倍って……皆さん、本当に馬券上手ですね。

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ひょっとして関係者から情報入りました?

もしくは関係者の皆さんだけで直前に爆買いしました?

って、冗談はさておき、なぜ今回これほどまでに一変したのか?

考えられるのは、

  • 休み明けを1回使って物凄く馬が良くなったこと
  • 1ハロンの距離短縮
  • どスローからの瞬発力勝負が合っていた
  • ヒューイットソン騎手と手が合っていた

こんなところだと思いますが、これのどれか、というよりは上にあるような理由が総合的にマッチして、見事にハマったのでしょう。

ただ、今回は1000mの通過が63秒2という超スローペース。本番の皐月賞ではこのようなペースになることはまずないと思いますし、今度はまた2000mに戻ります。

それを考えると、ガロアクリークの瞬発力の素晴らしさは認めるものの、皐月賞でも即勝負になるかと言われれば、なかなか難しいのでは……キンシャサノキセキ産駒ですし、NHKマイルカップの方が……。

ヴェルトライゼンデ2000mで巻き返し

そうなると、本番でまだ目があるのはやはり2着ヴェルトライゼンデの方。

正直、この相手では負けてほしくはなかったのですが、要は勝ち馬とは対照的に瞬発力勝負では分が悪いということ。

加えて、ホープフルSでもそうでしたし、今回もそうだったのですが、ビュンと反応するタイプではないみたいなので、距離はあった方がいいタイプ。その分、1ハロン延びる2000mはいいでしょうし、ペースが流れやすい本番は競馬がもっとしやすくなると思います。

また、今回はゲートも今一つでしたね。そのあたり含めて色々と敗因がハッキリしていると思いますので、池江厩舎と池添騎手が本番までにどのような改善をしてくるのか、1つの注目ポイントだと思います。

一方で、このスローペースはトライアルらしいといえば、らしいレースだったのかもしれませんが、皐月賞に向けては参考外のような印象も受けます。

若葉ステークス 回顧・総評

アドマイヤビルゴは数字も内容も文句なし

となれば、注目が集まるのは土曜阪神の若葉ステークス。

こちらは武豊騎手騎乗の1番人気アドマイヤビルゴが快勝しましたね。

前半1000mが59秒9。スプリングSとは対照的に平均よりちょっと速めのペースで流れてなお、後半はさらにペースアップするという淀みのない展開。

そうしたキツい流れの中、アドマイヤビルゴは3番手で悠々と折り合い、最後の直線はグン!と伸びての差し切り勝ちでした。

逃げたキメラヴェリテが2着に粘ったように、最初から最後まで緩むところのないペースになると、後続もなし崩しに脚を使わされて、かえって伸びない。最後はみんな同じ脚色になってのゴールになりがちなものです。

それをアドマイヤビルゴは追い出された後の反応も素早かったですし、末脚の伸びも見た目に凄かった。そして、あのペースの中を3番手で進めながら、ラスト3Fが33秒6。勝ちタイムは例年より2秒近く速い1分58秒6。内容も数字も伴った文句なしの競馬だったと思います。

新馬戦を1回使ってかなり良くなっている、という陣営のコメントが週中のニュースにありましたが、なるほど、確かにこれは見違えるように良くなっていると唸らされるレースでしたね。

もちろん、今回は皐月賞トライアルとはいえ、メンバーがかなり軽かったのも事実。まだ一線級と手合せしていない分、世代トップホース相手にどこまで通用するか――という疑問点を持つ人もいると思いますが、落札価格同様のスケールの大きさを見せ始めた今なら、

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いきなり好勝負になるのでは?

と僕も思うようになってきました。

武豊騎手の騎乗馬、ひょっとするかも?

友道調教師のコメントによれば、皐月賞にこのまま向かうか、パスしてダービーに行くかは、ジョッキー含めて未定とのこと。

ダービー一本に絞って万全の態勢を整えるのも、もちろんアリだと思いますが、個人的には皐月賞、ダービーとどちらも出てほしいなぁと。単純にその方がファン目線としては断然面白いですから。

皐月賞はコントレイルvs.サリオスの、トライアル使わない2頭の一騎打ちになるのかと思いきや、サトノフラッグ、アドマイヤビルゴとこれに対抗する新勢力がTR組から出てきてくれました。

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いやぁ、楽しみだなー

そして、サトノフラッグのジョッキー問題が解決したかと思ったら今度は、武豊騎手はマイラプソディとアドマイヤビルゴのどっちに乗るのか問題が急浮上。

サトノフラッグのときは以前の記事で「ルメール騎手がありそう」みたいなことを書きました。今回もたぶん、ユタカさんはマイラプソディで決まっているような気はするんですが、前回と違うのは今度は同じ友道厩舎ですし、アドマイヤですし……ひょっとしたら、ひょっとするかも?

サリオス騎乗予定のレーン騎手も来日できるかどうか分からなくなってきましたから、今年のクラシックは、まず騎手問題で大荒れになりそうですね。

さて、ここまででちょっと長くなってしまいましたので、阪神大賞典の回顧はまた次の記事で公開します。

阪神大賞典2020回顧・総評 【阪神大賞典 回顧・総評】画面から消えたキセキの大出遅れ、今後の買い時が難しくなった

よろしければ、そちらもぜひご覧いただけましたらうれしいです!

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