3歳の皐月賞トライアル2レースを振り返っただけで結構長くなってしまいましたので、阪神大賞典の回顧・総評は、改めてここで述べさせていただきたいと思います。
ちなみに、GⅡスプリングステークス、若葉ステークスの回顧・総評はコチラです。

まあ、それにしても阪神大賞典はいろいろと驚きましたね。
言えることは1つしかないと思うので、考察だなんだと深いことはナシにしてサラッといきたいと思います。
目次
第68回GⅡ阪神大賞典 回顧・総評
キセキの出遅れに尽きる
はい、これはもうキセキの出遅れに尽きますよね
一瞬テレビ画面から消えたくらい、あれだけ遅れたとなると、タイミングがどうとか、ゲートの中でどうとかいう問題ではなく、

馬に出る気がないんだと思います。
その割にいったんゲートから出ると、今度は抑えが利かないくらい前へ行こうとするんですから、川田騎手も大変だったでしょう。しかも単勝1倍台の人気馬でしたしね……。
かつてのゴールドシップみたいに、今後キセキの買い時が難しいというか、よく分からなくなってきました。
◎メイショウテンゲンはやっぱりジリ脚で
そんな感じで、引っ掻き回すだけキセキが引っ掻き回した今年の阪神大賞典。
こう乱ペースになれば、当然、最後はスタミナ勝負。思っていた展開とはまるで違いましたが、結果的には上がりがかかりそうな競馬になってくれて、◎メイショウテンゲンにとっては絶好。シメシメと思っていたのですけど、それでもやっぱりジリっぽかったですねぇ。
今のメイショウテンゲンにはまだ馬場の助けが必要なのかなぁといったところです。
ユーキャンスマイル春の盾主役に
その点、勝ったユーキャンスマイルは素晴らしかったです。
岩田康騎手らしく、インベタから馬群を割っての差し切り勝ち。馬も苦手とされていた右回りを完全に克服したようなスムーズな走りっぷりでした。
これだけの競馬ができるのなら、次のGⅠ天皇賞・春もかなり有力になってくるでしょう。中距離に馬が集まるようになった分、春の盾路線は毎年手薄になりがちですから、ユーキャンスマイルにとって初GⅠタイトルへ大きなチャンスがやってきたと思います。
今週のひとり大反省会
1着△ユーキャンスマイル
2着 トーセンカンビーナ
3着◎メイショウテンゲン
4着穴ムイトオブリガード
5着 メロディーレーン

1着 ガロアクリーク
2着◎ヴェルトライゼンデ
3着▲サクセッション
4着○ファルコニア
5着△アオイクレアトール

1着◎アドマイヤビルゴ
2着 キメラヴェリテ
3着○アメリカンシード
4着▲アルサトワ
5着穴サーストンカイドー

1着 アブレイズ
2着▲レッドルレーヴ
3着○シーズンズギフト
4着△チェスナットドレス
5着◎クリスティ

予想した4レースの本命馬がそれぞれ、1着、2着、3着、5着。

まあ、先週に比べると割とマシな方なので良かった、良かった
ではない。
ノーマークにした馬が4レース全てで連対しており、結果全部ハズレ。
今週は人気サイド中心の予想にしてコツコツと単打を狙いにいったのに、それでもなお馬券を取れないあたり、自分のセンスのなさに目まいがしますよ……。
せめて、阪神大賞典の3連複くらいは引っ掛けたかったなぁ。
来週からはいよいよ春のGⅠシリーズが開幕。初戦の高松宮記念で景気のいいどデカい花火を打ち上げられるように、めげずに頑張りたいと思います。