昨日夜、ボーっとYouTubeを見ていたら、ドウェイン・ジョンソンとライアン・レイノルズが大暴れしているCMが流れてきた。実に面白そうな映画の予告だった。
つい最近、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』を見たばかりだったので、今度はホブスとロックがコンビを組むワイスピのスピンオフなのかな?と思って調べたら、『レッド・ノーティス』という完全新作らしい。
へぇー、ま、どっちにしろ面白そうだから見に行きたいなと思ったら、Netflix配信だった。すごいね、Netflix。ドウェイン・ジョンソンとライアン・レイノルズの映画も独占配信なんだ。
そういえば、マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシ、ハーヴェイ・カイテルら超豪華布陣の大作『アイリッシュマン』もNetflix配信でしたよね。こっちは映画館でも限定的に上映されたので見に行くことができて大満足だった。
でも、『レッド・ノーティス』はNetflix独占の模様。うーん……
すでにスカパー、Amazonプライム、Xboxゲームパスに加入している薄給リーマンの身の上としては、これ以上月額のサブスクに加入するのは経済的にどうなんだろうか。
ただ、Netflixは『レッド・ノーティス』だけじゃなくて『ウィッチャー』のドラマ版もあるんですよね。これも見たい!
でも、今は映画・ドラマよりもゲームに割く時間の方が圧倒的に多いので、Netflixに加入したとしても明らかに赤字出費になるのが目に見えている(CS放送の映画の録画もどんどんたまっていく一方……)。
以前あった1カ月無料のお試しプランがあればいいのになぁ……いや、せめて単品のPPVがあれば良かったんだけど……悩む。
第42回GⅠジャパンカップ 予想と見解
これもすべては貧乏が悪いんだ。
今のところ年収アップは期待ゼロだけど、せめて一時金をジャパンカップで儲けたい。
そのJCは、僕が秋のGIで一番好きだったレース。そう、「だった」の過去形。
だって、近年はパリッとした外国馬の参戦が全然なくて、国際的に最も権威の高いGIジャパンカップなんて名ばかりの看板でしたから。
JCでは必ず外国馬を買うという誓いを立てている僕としては全く面白くないし、外国馬がゼロの年もあって、これ、やる意味あるんか?とか思っていました。
でも、今年はあのエイダン・オブライエン厩舎から2頭、ブルーム、ジャパンが参戦。しかもこの2頭ともに欧州でも格の高いGIを勝っており、前走の米ブリーダーズカップターフは2、4着。紛れもないワールドクラスの強豪だ。
この2頭の参戦は、キーファーズが共同馬主だからという背景が大きく影響しているからだろうけど、それでもこのクラスの馬が2頭も出てきてくれることに本当に感謝しかありません。ありがとうございます!
と言いつつ、本命はブルームでもジャパンでもなく、もう1頭の外国馬グランドグローリーだ!
この馬も2走前にフランスでGIジャンロマネ賞を勝っており、前走のGIオペラ賞も2着と目下、好調の1頭。その前走が凱旋門賞と同日の10月3日だから、11月6日のBCターフを走った2頭よりもローテーションとしては余裕がある。その分、初の海外遠征でも調整はしやすいはず。
まあ、外国馬の陣営は毎年、馬の出来についてはいいことしか言わないので実際のところはどうなのか分かりませんが、そのあたりは深く考えないことにしましょう。日本馬だってレース後になって「出来があまり良くなかった」なんてコメントが出るのはよくあることですから。
問題は東京芝への適正ですが、これも「ある」と信じたい。
父オリンピックグローリーはデインヒルの直系。デインヒルと言えばファインモーション、エアエミネム、ゼネラリスト、ブレイクタイムなど日本でも活躍馬を多く出しており、さらにその父ダンジグも日本でアグネスワールド、ヤマニンパラダイスと2頭のGIホースを出している。この血を受け継いでいるんだから、日本の芝は合うだろう……という希望的観測。
また、オリンピックグローリーは1400、1600mの欧州GIを3勝しており、その父デインヒルダンサーも同じく1400、1600mのGIを2勝と、デインヒル系の中でもスピード寄り。それだけに今回の2400mはどうかという向きもあるでしょうが、近年の東京コースはスタミナいらずでスピード偏重ですからね。その観点からも東京の芝はグランドグローリーに向いている、と思いたい。
そして、母父のデイラミ! 懐かしい!
歳を重ねるごとに距離を伸ばして力をつけていった芦毛馬で、5歳時にはコロネーションC、キングジョージ、愛チャンピオンS、そして引退レースのBCターフを制して欧州年度代表馬に選ばれた名馬でした。
当時はNHKBS『世界の競馬』でよく見ていたんですよね、デイラミの走りを。
残念ながら種牡馬としては大成できなかったようですが、だからこそ、ここでまさかデイラミの名前を血統表で見ることができるなんて、驚きと喜びでいっぱいです。
そのデイラミの晩成の血も受け継いでいるのなら、グランドグローリーの5歳秋の充実ぶりも納得です。まさに今がピークなのでしょう。
また、東京でオリンピックが開催された年にオリンピックグローリーの産駒が東京で好走、なんてベタですけど、そんなベタ過ぎることが起きるのが競馬ってもんですよ。
もう一つ付け加えるのなら、JCはじめ国際レースでは評判馬よりも人気のない外国馬の方が穴をあけてきたという歴史もある。例えるなら同厩舎なら人気薄を狙え、的な。
あと、日本馬との力関係ですけど、コントレイルとシャフリヤールが目立っているだけで、古馬混合GI勝ち馬はいないですし、日本馬も案外レベルは高くないと思うんですよね。ちなみにグランドグローリーのJCプレレーティング117は、コントレイル121、シャフリヤール120、ブルーム118に次ぐ4番目。十分、勝負になる。
そんなこんなのモロモロも含めて、フランスの5歳牝馬グランドグローリーの一発に期待!
◎⑥グランドグローリー
○②コントレイル
▲③ブルーム
△④シャフリヤール
△⑦オーソリティ
△⑱ジャパン
穴⑪シャドウディーヴァ
馬単⑥⇔②③④⑦⑱⑪
3連複⑥-②③④⑦⑱⑪

グランドグローリーもここが引退レースとのこと。有終の美を飾ったのはコントレイルではなくグランドグローリー!てなことにならんかな?