秋華賞が痛恨だった。
2着マジックキャッスル、3着ソフトフルート、ついでに4着パラスアテナまできっちり印が回っていたのに、肝心の軸(ミヤマザクラ)が捜索願いを出さないといけないくらい、圏外に飛んで行ってしまったのだ。
デアリングタクトはもちろん相手に抑えていたからBOXで買っておけば……
単勝140円の馬が1着になりながらも、3連単はもちろん3連複まで万馬券なんて、これ以上ない美味しい配当。それなのに僕は、さらに1ケタ上を求めてしまったがための大惨敗。
そもそも、ミヤマザクラは道悪の桜花賞で案外だったから、土曜の雨、1枠という時点で何か嫌な感じはしていたんだけど、「いや、春からパワーアップしているはずだし、土曜はみんな外を通っていたから日曜はかえって外の方が悪いはずだ」なんて、まったく根拠のない自分の願望で、都合の悪い要素に蓋をしてしまったというわけだ。
悪い癖が出た。
これではいつまで経っても馬券で勝てません。もっと冷静に見極めないと。
というわけで、菊花賞は欲に目をくらませず、自分の願望を押し付けずに冷静に予想していきますよ。
第81回GⅠ菊花賞 予想と見解
と、なると、当然コントレイルになるわけなのだが、よくよくこれまでのクラシック、三冠戦線における僕の馬券を振り返ってみると、結局のところコントレイル、デアリングタクトともに本命にしてこなかった。
もう、この時点で予想センスが皆無なんだけど、最後の最後にコントレイルを本命にして仮に負けた場合、なんか自分的にドヨンとした気分になりそう……
つまり、僕が本命にした途端、負けるってなんなんだ……と。
もちろん、僕ごときにそんな逆神めいた力はないはずだけど、誰でも1度くらい経験ありますよね。競馬に限らず、自分がたまたまテレビでサッカー日本代表戦の試合を見た途端、日本が1点取られたとか、応援してる野球チームが逆転されたとかで、「あれ? 俺は疫病神か?」と。
なので、ここはひとつ、菊花賞も別の馬から勝負したいと思います。
仮にそれで僕の◎馬か、もしくは別の馬が勝って三冠阻止となっても「それは勝負の世界」と思えるし、コントレイルが順当に勝っても「おめでとう」と思えますしね。
で、僕が推す三冠阻止の刺客はディープボンドだ。
先行力と末脚の持続力があり、安定した取り口の競馬が魅力。ダービー5着、神戸新聞杯4着も確かに今一歩、能力が足りていない感じはありますが、そこまで大きくは負けていない。
ということは、相手なりに走れる強みがあり、また今回の舞台・淀は京都新聞杯を勝っている実績があるのでコース替わりはプラスでしょう。
それでも、コントレイルにまともに走られたら歯が立ちようがないとは思うけど、それ以外の馬たちだったら互角以上の競馬を展開できるのでは、と思っているのです。
また、福永騎手の大一番。同期・和田騎手との一騎打ちで花を添えてほしいという思いもあるのです。
◎⑧ディープボンド
○③コントレイル
▲⑨アリストテレス
△⑪バビット
△⑥ヴェルトライゼンデ
穴①ディアマンミノル
馬単⑧-③⑨⑪⑥①
3連複⑧-③⑨⑪⑥①
管理人のひとり言

悪魔と相乗りする勇気、あるかな?