【フェブラリーS2021回顧】カフェファラオの真価はむしろこれから問われる

【共同通信杯2021回顧】結局、去年の2歳GIはレベルが低かったの? それとも3歳全体のレベルが高い?

共同通信杯2021回顧

日曜の東西2重賞はいずれも春のGIへ向け、見どころたっぷりのレースでしたね。ここでは3歳の共同通信杯を取り上げて、クラシックの展望なども含めていろいろとレースを振り返ってみたいと思います。

勝利したエフフォーリア号、横山武史騎手、鹿戸雄一調教師はじめ厩舎スタッフ、牧場スタッフ、オーナーほか関係者の皆さん、本当におめでとうございました!

第55回GⅢ共同通信杯 回顧・総評

エピファネイア産駒の無敗馬、デアリングタクトの再来か

父エピファネイア、若手騎手、デビューから無敗。

なんだか昨年の三冠牝馬デアリングタクトの再来の予感を思わせる勝利でしたね。勝ちっぷりもそれくらいに衝撃的なものでした。

道中は好位4番手で折り合い、最後の直線で鮮やかに抜け出すという教科書通りのきれいな競馬。しかも、前半1000mの通過が61秒9というスローペース。通常、よーいドンの上がり瞬発力勝負になった場合、そこまで大きな差はつかないものですが、エフフォーリアはグイグイと後続を突き放し、2着馬に決定的とも言える2馬身半もの差をつけた。

この観点からも、エフフォーリアがかなり強いレースをしたことが分かります。

また、負かした相手が朝日杯FS2着のステラヴェローチェということも大きい。

額面通りに受け止めるならば、この勝利でエフフォーリアは一気にクラシック最有力候補の1頭にまでなったと見ていいでしょう。

血統面でも父のエピファネイア自身、現役時代は菊花賞、JCと長い距離のGIを勝ち、産駒もデアリングタクトがオークスを制して、アリストテレスが菊花賞2着。また、母父も距離が延びて良さを発揮するハーツクライ。アンカツさんもツイッターで言及しているように、皐月賞よりはダービー向きのするタイプのようにも感じますね。

ステラヴェローチェ、そこまで強くなかった?

一方で、ステラヴェローチェが5着に敗れたことで、また一つ、3歳牡馬戦線が混沌の相を深めてしまいました。

きさらぎ賞でホープフルS3着のヨーホーレイクが2着に敗れたのに続き、これで2週続けて2歳GI上位馬が3歳初戦で別路線組の後塵を拝する結果となってしまいました。

これはどうしたことか……単に2つの2歳牡馬GIともにレベルが低かっただけなのか、それともGI上位馬が簡単に負けるくらい3歳牡馬の全体レベルが高いのか。

ステラヴェローチェの敗因に関してはよく分かりませんが、あまりいい負け方ではなかったですね。斤量が1kg重かったという言い訳はあるにせよ、勝ち馬にこれだけ離されちゃいけないし、1戦1勝の2、3着馬にも伸び負けている。

その前に1kgの斤量差や1ハロンの距離延長がこの負け方に直結しているんだとしたら、とてもクラシックとは言えないでしょう。

そして、サウジアラビアRCで2着に負かしたインフィナイトがその後、阪神JF14着、土曜のクイーンカップ9着という結果であることを考えると、ステラヴェローチェ自体もそこまでの馬ではなかった?

いやいや、僕、この馬を朝日杯の本命にしたくらい期待しているし、サウジアラビアRC、朝日杯ともにキラリと光るレースを見せていた。

ここで人気をガクンと落とすようなら、むしろ本番のクラシックで美味しい馬券にありつけると見て、ここは前向きにとらえましょう。今回はいろいろと流れが向かなかっただけ……と。

2、3着馬は今後も期待できるNF産の良血馬

一方、2着ヴィクティファルス、3着シャフリヤールはともに1戦1勝ながら頑張りました。どちらもノーザンファーム出身馬で、兄に活躍馬が出ている良血馬。これは単なるフロックではなく、素質のなせるワザでしょう。今後もかなり楽しみな2頭です。

ステラヴェローチェのような既成勢力が沈む一方で、今回の1~3着馬のような新興勢力が一気に台頭する――これも3歳クラシック戦線の醍醐味。この後の弥生賞には真打ちのダノンザキッドが控えていますし、2歳王者がどのような競馬を見せるのか、そして皐月賞当日はどのような勢力図で迎えるのか。

コントレイル一色だった昨年とは一転、まるで想像がつかない3歳牡馬クラシックロードとなりそうです。

今週のひとり大反省会

京都記念の結果

1着▲ラヴズオンリーユー

2着◎ステイフーリッシュ

3着 ダンビュライト

4着△ジナンボー

5着○ワグネリアン

京都記念2021予想【京都記念2021予想】和田騎手とも手が合いそう◎ステイフーリッシュでソコソコ儲けたい

こちらは京都記念。

我が本命ステイフーリッシュは2番手からの積極策で、コレしかない!という競馬を和田騎手がしてくれたんですが、最後はGI馬の底力にねじ伏せられた感じでしたね。

ステイフーリッシュはよく頑張ったし、ラヴズオンリーユーもさすがの強さでした。

これはまあ、仕方ない。それよりも3着ダンビュライトを読み切れなかったことを反省すべし

勝ったラヴズオンリーユーはこれがオークス以来、久々の勝利。同じ路線の同期クロノジェネシスには昨年1年間でだいぶ水をあけられてしまったけれど、この勝利をきっかけとして、また上昇気流に乗ってほしいですね。

素質・能力という点では、決してヒケを取らない馬だと思っていますので。

次走はドバイシーマクラシックという話も出ているようですが、もともと矢作調教師は兄のリアルスティールと同等以上の評価をこの馬にしていたくらい。昨年はコロナ禍でドバイミーティング自体が中止になってしまったので、この春はぜひとも兄妹でドバイGI勝利という快挙を見たいですね。

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