きのうから今日にかけて、トム・ハンクス、サッカーのアーセナルの監督、NBAの選手、カナダ首相夫人と、欧米の著名人の方たちの新型コロナ感染が明らかになってきましたね。
日本のセンバツだけじゃなく、MLB、NBA、F1、フィギュア世界選手権と、世界的なスポーツイベントも中止・延期となり、また、個人的には世界最大級のゲームの見本市「E3」が中止になったことも悲しい出来事の1つ。
そう考えると、無観客とはいえ、JRAやドバイワールドカップが開催されるのは、ファンにとって本当にありがたいことです。
ただ、こういった世の状況ですので、競馬関係者に罹患者が出ないことを祈りつつ、開催してくれる努力へ感謝しつつ、今週もせっせと馬券を購入したいと思います。
もちろん、これは寄付金ではないので何十倍にも増やして返してもらいます!

先週預けた分もきっちり返してもらいます!
では、まずは土曜中山のメイン、GⅢ中山牝馬Sの予想からいってみましょう!
第38回GⅢ中山牝馬ステークス 予想と見解
◎⑩レイホーロマンス
○⑪コントラチェック
▲⑨エスポワール
△⑭ウラヌスチャーム
△⑤デンコウアンジュ
穴⑧カリビアンゴールド
馬単⑩⇔⑪⑨⑭⑤⑧
3連複⑩-⑪⑨⑭⑤⑧
ここがポイント!

- 逃げ争いでハイペースは必至?
- レイホーロマンスは展開、天気、ハンデ◎
- 近走好調カリビアンゴールドを穴で
展開予想(ハイペース)
⑫ ⑮⑧ ⑦ ⑥
⑯⑬⑩ ⑭
⑪コントラチェックと⑫モルフェオルフェがハナ争い。互いに譲らかなければ前半は速くなりそう。
⑯⑧⑬ ⑦ ⑭②
スピードの違いで⑪コントラチェックが先手を取りきる。縦長の展開のなか人気の⑨エスポワールは好位から。
⑨⑯④⑤
⑧ ⑦②
⑩⑭
⑪コントラチェックがリードを広げにかかる中、後続も一気に末脚を伸ばす。ハイペース予想といってもあまりに後方では届かないだろう。
⑨
⑩
最後の最後、⑪コントラチェックの脚が鈍ったところを⑩レイホーロマンスが差すと予想。
コントラチェックはマイペースで行けるかが鍵
牝馬限定戦の中山千八ハンデ戦。
実績から言えば、藤沢和厩舎のコントラチェックが1枚上であることに異論はありません。同じ条件だったGⅢフラワーカップ、そして、マイル戦の前走GⅢターコイズステークスと、中山競馬場での強さは特筆するものがあります。
また、ハンデが前走から1kg増の55kgでとどまった点もプラス材料。この斤量なら大きな不利になるとは思えません。
常識的に考えればコントラチェックの軸は堅い、と思います。

ですが、今回は隣に入ったモルフェオルフェの存在がちょっと悩ましい。
やっぱりフラワーCやターコイズSのレースを見ると、コントラチェックは気持ちよくハナを切ったときが能力を発揮できるタイプなのかなと思います。
なので、モルフェオルフェが頑としてハナを譲らなかった場合は、当然ペースが速くなりそうですし、そうなった場合、息は持つのかどうか……。
スピードの違いであっさりハナということはもちろん、十分考えられますし、そこはルメール騎手。上手にペース配分するとは思いますが、必ずしも楽に競馬ができる条件ではないということ。
条件といえば、土曜の中山競馬場の天気、馬場も不安材料の1つ。
雨予報が出ており、馬場が悪くなるようだとディープインパクト産駒の同馬にとってはあまり歓迎材料ではありません。稍重馬場はすべて敗れています。
なので、ここは1つ、穴を狙ってみたいと思いました。
上がりがかかる競馬になればレイホーロマンス!
本命に抜擢するのは、栗東・橋田厩舎のレイホーロマンス。
今年7歳になる大ベテランですが、今年に入って再び上り調子になってきたのは成績から分かる通りです。
2走前のGⅢ愛知杯3着、前走のGⅢ小倉大賞典4着と、ゴール前で伸びてきた脚は見どころ十分でした。牡馬相手の小倉大賞典くらい走ってくれれば、今回の相手関係から比較しても、上位進出は間違いありません。
また、重賞で連続好走しているわりには、ハンデは前走から据え置きの51kg。これは恵まれたと思います。
道悪に関しても、愛知杯3着が重馬場でしたし、2年前の中山牝馬Sで3着に来たときも稍重馬場でした。スパッと切れる脚がない分、上がりのかかる競馬になるのは大歓迎でしょう。
コントラチェックとモルフェオルフェが前半やり合ってペースが速くなり、先行勢の脚が最後に上がったところで渾身の差し!を期待したいですね。
穴は好調カリビアンゴールド、実力も互角以上
以下、エスポワールは崩れたのがGⅠ秋華賞のみで、前走ターコイズS2着も好内容。改めて重賞級の力があることを証明した一戦でしたし、取り口が安定しているのもハンデ戦だと頼りになる。
また、コントラチェックとの斤量差が前回の1kgから2kgに広がったので、その有利を逆転のきっかけにしたいところ。
重賞の常連組 ウラヌスチャーム、デンコウアンジュも、ここに入れば地力は上位です。
ウラヌスチャームは牝馬同士なら即巻き返せるはずですし、ハンデ53kgはおいしい。また、デンコウアンジュはトップハンデがどうかですが、実は中山コースは割と好走しており、僕としてはあまり気にしていません。今回も展開が向くのではと思っています。
そして、最後に穴として挙げたいのが、関西馬のカリビアンゴールド。
昇級後の近2戦、リステッドレースで5着、2着と牡馬相手に互角の走り。出来自体が好調ですし、昨年夏のGⅢクイーンステークスでは条件馬ながら3着と好走しています。このメンバーに入っても上位でやれる馬だと言えるでしょう。
また、中山コースでは2勝を挙げており、秋華賞TRの紫苑Sでも2着と好相性とくれば、好走条件がそろったのではないでしょうか。

これで決まりだ!
ファルコンステークスの予想
土曜の中京メイン、GⅢファルコンステークスの予想記事も合わせて公開しています。

こちらは確たる主役不在の混戦模様。1番人気が5年連続で敗れており、過去10年で見ても複勝圏内に入ったのは1頭だけという荒れ模様の3歳重賞。
これはもう高配当を狙ってドカンと穴馬を指名するしかありません!
ということで、もしお時間ありましたらファルコンSの予想記事も合わせてご覧ください。
よろしくお願いします。