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【中山記念2020】ウインブライト、インディチャンプほか出走予定馬ピックアップ解説

中山記念2020出走予定馬ピックアップ解説

今年もGⅡ中山記念は豪華メンバーがそろった。

登録馬9頭のうち、GⅠ馬が5頭、重賞ホースが7頭。これも現在の中距離カテゴリーがいかに充実しているかの証拠だと思う。

馬のレベル、層の厚さもだし、ドバイ、大阪杯、香港クイーンエリザベス2世カップなどレースにおいてもそうだ。

出走馬の大半は、この中山記念は目標を先に見据えたひと叩きのレースではあるけれど、その中でどのような内容のある競馬を見せてくれるのか。

馬券を抜きにしても楽しみなレースだと思う。

では、有力馬をピックアップして解説していきます。

出走予定馬ピックアップ解説

ウインブライト
実績
(5.0)
スピード
(3.5)
スタミナ
(4.0)
中山の鬼
(5.0)
期待度
(4.5)

まずは、なんといってもウインブライト。2018年、19年の中山記念覇者で、史上初の3連覇を狙ってのスタンバイです。

この馬の特徴はなんといっても、中山競馬場での強さだろう。

MEMO
香港での2勝をのぞくJRA通算7勝のうち5勝を当所でマーク。うち重賞4勝という無類の中山巧者だ。ちなみに今回と同じ中山1800mは4戦4勝の無敗だ。

過去2年の中山記念と違う点といえば、ここが年明け初戦であること。昨年、一昨年は中山金杯を経ての参戦だった。

昨年暮れの香港カップ以来、約2カ月ぶりの休み明けがどうかだが、この中間は意欲的に稽古が積まれており、2週続けて併せ馬を消化。1週前には美浦ウッドで6F78秒台の時計で、併走相手に2馬身先着。態勢は整いつつある。

また、過去2年の年明け初戦だった中山金杯は19年1着、18年2着。初戦からでも走れるタイプだけに、そう不安視する必要はないだろう。

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となると、あとは鞍上がどう操縦するか、だ。

21戦中20戦で手綱をとってきた松岡騎手が落馬負傷のため、今回はミナリク騎手にスイッチする。ここ2週続けて追い切りに騎乗してコンタクトをとっているとはいえ、稽古と実戦は別物。ウインブライトのすべてを知り尽くしている主戦からの乗り替わりは好材料ではない

もちろん、ミナリク騎手もドイツでリーディングを4度獲得した名手だ。この乗り替わりの不安は杞憂に終わると信じたいが……。


インディチャンプ
実績
(5.0)
スピード
(5.0)
スタミナ
(3.5)
1800mへの対応
(3.0)
期待度
(4.5)

日本での実績ならインディチャンプが最上位だ。昨年はGⅠ安田記念、GⅠマイルチャンピオンシップを制し、史上7頭目の同一年春秋マイルGⅠ制覇を達成。JRA最優秀短距離馬にも輝いた。

ここは昨年暮れの香港マイル7着以来の競馬。その香港マイルはスタートがひと息だったうえ、最後の直線もインに閉じ込められて進路がないという、不完全燃焼のレースだった。それだけに度外視していい結果と言っていいだろう。

逆襲に燃えるこの中間も熱心に乗り込まれており、先週の坂路追い切りは4F50秒2、ラスト1F12秒3。併走予定だったサンライズノヴァが追いつけなかったほどのスピードで駆け上がっている。

ややチグハグな追い切り内容だったようだが、そのサンライズノヴァがフェブラリーSで3着に来ていることからも、インディチャンプが相当仕上がっていることが分かるというものだ。

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AT

あとは、距離だけ。

1800mは過去2回走っており、GⅢ毎日杯3着、GⅡ毎日王冠3着。重賞で相手がそろっている中での3着だから距離も十分対応可能と見るか、やはり距離に限界があると見るか……。

MEMO
コーナー2回で大回りの阪神&東京1800mに対し、中山1800mはコーナー4回の小回りコース。そのあたり、距離のごまかしが利くのではないかとも思う。

ラッキーライラック
実績
(4.5)
スピード
(4.0)
スタミナ
(4.5)
充実ぶり
(5.0)
期待度
(4.5)

ラッキーライラックは昨秋からの充実ぶりが目覚ましい1頭だ。

2歳牝馬チャンピオンだからデビュー当初から活躍していたのだが、ただの早熟馬ではないことを証明した昨年の秋冬シーズン。それまでの詰めの甘さを完全払拭するようなGⅠエリザベス女王杯の勝ちっぷりは見事だった。

その勢いを勝って参戦した香港ヴァーズでも、勝ったグローリーヴェイズには3馬身半離されてしまったが、最後はディアドラ、香港の強豪エグザルタントらを差して2着確保する内容の濃い競馬だった。

今回はその香港ヴァーズ以来の休み明け。2カ月以上の休み明けはいずれも重賞で(1・1・1・1)だから、特に心配する必要はないだろう。

MEMO
再びの上げ潮に乗って迎える2020シーズン。香港ヴァーズから距離が一気に600m短縮されるため、道中のペースに戸惑わないかが不安だが、昨年も中山記念から始動しており、2着を確保している。

ダノンキングリー
実績
(4.0)
スピード
(4.5)
スタミナ
(4.0)
潜在能力
(4.5)
期待度
(4.5)

GⅠは未勝利ながらも、潜在能力はここでも1番かと思わせる逸材が4歳のダノンキングリーだろう。

昨年はGⅠ皐月賞3着、GⅠ日本ダービー2着とクラシックで好走。現4歳世代を代表するトップホースだ。

そして、その能力が世代のみにとどまらず、2走前のGⅡ毎日王冠では先に挙げたインディチャンプ、先週のフェブラリーSで恐るべき強さを見せたモズアスコットら先輩GⅠホース5頭をナデ斬っての勝利。この馬もまたGⅠ級であることを証明してみせた。

今回はマイルCS5着からの参戦。この5着は古馬GⅠの壁があったのかもしれないが0秒4差。キャリアわずか7戦を考えればと大きくは負けていないし、今後の成長への糧としたい。

そして、今回は重賞2勝を挙げる1800m戦だ。大きな飛躍を期待されるGⅠ候補が、得意の距離で再スタートを切ってみせるか。


ペルシアンナイト
実績
(4.5)
スピード
(4.0)
スタミナ
(3.5)
休み明け初戦
(3.0)
期待度
(4.0)

この路線の安定勢力ペルシアンナイトも首位候補の1頭。

17年にGⅠマイルチャンピオンシップを制しているマイルGⅠ馬で、それ以来勝ち鞍はないが、昨年はマイルCS3着、香港マイル5着など、GⅠでも変わらず上位の地力を見せている。

ただ、複勝圏や掲示板には届くが、そこからのあと一押しが足りないのも事実。連候補では必須の1頭だとは思うが、アタマまで突き抜けるには展開の助けが必要か。

MEMO
今回は池添騎手が騎乗予定。一発の魅力があるジョッキーだけに、このテン乗りでどのような新味を引き出してくれるのか、注目だろう。

現時点での見解

2回中山の開幕を告げるにふさわしい豪華メンバーとなった中山記念。「4強」が大方の下馬評となるだろう。

その「4強」とはウインブライト、インディチャンプ、ラッキーライラック、ダノンキングリー。

実力、実績、素質、コース・距離相性など含めて考えても、4頭いずれも甲乙つけがたい。

中山1800mという条件に限ればウインブライトが1枚上のような気がするが、やはり乗り慣れた松岡騎手からのスイッチは痛い。

実績ならインディチャンプが断然ではあるけれど、1ハロン延長に絶対の信頼は置けないのも事実。ラッキーライラックもその充実ぶりは認めつつも、この距離の一線級牡馬相手はどうなのか。

そうなると、実績は一歩劣っても素質GⅠ級のダノンキングリーが狙いとなるだろうか。ウインブライトとインディチャンプの58kgと比べて、こちらは56kgと斤量面の有利もある。

馬券としては上記4頭に、ペルシアンナイトを加えての5頭までが圏内と見るべきだろう。

https://keiba-4-leglock.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_0631.jpg
AT

よもや、先週の土日連続のように最低人気馬の激走が三度(みたび)あるかもしれませんが……

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