健康診断を受けてきた。
昨年と比べて体重はプラス1kgに踏みとどまったものの、コレステロール値がヤバいらしい。
どれくらいヤバいかというと、『D判定』相当だそうだ。
D判定というのは皆さんご存知の通り、要再検査・要治療レベル。なので、これはアカン……と目の前が真っ暗になりかけたのだけど、一方で体重とか中性脂肪とか、その辺は標準、基準値レベルに収まっているからお医者さんからすれば解せないらしい。
「うーん、なんでコレステロールだけこんなに高いんですかねぇ……」
「ハハハ、そうですねぇ……」
なんて愛想笑いを返しながら、思い浮かべるのは僕の食生活。夜はコンビニかオリジンかスーパーのお弁当というのは相変わらずで、特にこの1年間はテレワーク中心だったから、お昼もカップラーメンとかパンとか、なんだったらソーセージだけとか。加えて小腹が空いたら、お菓子をポリポリ……
とにかく食生活がボロボロで、唯一の運動だった通勤もなくなったからロクに体も動かしていない。これで健康でいられるはずがない。
そんな心当たりがありまくる実情を、怒られ覚悟で(でも怖いのでやんわりと)お医者さんに話してみた。
「そうですか。お弁当は揚げ物中心ですか?」
「はあ、やっぱり揚げ物中心というか、唐揚げとかその辺のお弁当買っちゃいますね」
「そうですよねぇ、分かります。私もついつい揚げ物のお弁当買っちゃいますから」
「ハハハ……」
ん? あれ? てっきり「そんな食事はダメに決まってるでしょ!」と怒られるのかと思ったら、なぜか否定せずに同調してくれる。このお医者さんは褒めて伸ばすタイプか?
でも、お医者さんが優しくこう言ってくれたおかげで、「なーんだ、だったらこのままでいいじゃん」と安心しちゃうでしょうが!
なので、「このままだと僕、どうなっちゃうんでしょう?」とソーシャルディスタンスの壁を突き破って、グイと前のめりに聞いみたところ、動脈硬化がどんどん進んじゃって、命に関わる病気につながってしまうとのことだ。恐ろしいことだ。
「ですので、食事の改善から始めてみましょうか。この冊子をお渡ししますので、参考にしてみてください」
「はい、これをじっくり読んで、改めようと思います」
そうして渡された『メタボリックシンドロームの方のためのやさしい食卓』『脂質異常症の方のためのやさしい食卓』の2つの冊子。これをもとに僕は生まれ変わるのです!
歴代プリキュアたちだって、「なりたい自分にきっとなれる!」っていつも言ってますもんね。
ちなみに、そんな決意を立てながらその日の夕飯は懲りずにカツ丼だった僕ですが、お医者さんからは「お魚中心の食事にしましょう。魚の油はいくら摂っても大丈夫ですから」と具体的なアドバイスをいただきました。魚は好きなので毎日食べる分には問題ないんですけど、かえって肉よりもお値段が高いんですよね……。
やはりここはひとつ、食費をサポートするためにもいつも以上に馬券に打ち込まねば。僕の健康のためにも。
第68回GⅡ日経新春杯 予想と見解
さあ、そんなわけで日経新春杯だ。
このレース名を見ると、反射的に「冬の淀、2400m芝」の情景を思い浮かべたまま予想してしまいそうになる。だけど、今年は中京、しかも距離は2200mに短縮して行われるのを忘れてはいけない。
今開催の中京は先週までは明らかな「内&先行有利」の芝コンディションだった。僕が金杯、シンザン記念で本命にしたロードマイウェイ、レゾンドゥスリールも中団・後方から見せ場なく沈没。
なので、三たび同じ目には遭うまいと、先行馬に食指を伸ばしたくなるのが人のサガというものだ。
でも、これがいけない。見え見えのワナだ。
開催も後半の6日目。そうそういつまでも内・先行有利でいられるはずがない。やっぱり各馬そこを目がけて走るし、そうでなくても内ラチ沿いの芝は日に日に傷んでいくものだ。
その証拠に、月曜(11日)の10R寿S(2000m芝)、12R(1600m芝)は外から差し馬がスッ飛んできていたし、土曜の愛知杯もマジックキャッスルが差して勝ち切った。
そこで本命はサトノインプレッサ。
ここ2走、毎日王冠、菊花賞は2ケタ着順が続いているが、デビューから3連勝で毎日杯を制し、ダービーも4着。素質と末脚の破壊力は一級品だし、この中に入っても見劣りするものではない。
道中でスムーズに折り合い、自身の力を出し切れば間違いなく巻き返してくれる逸材だ。
菊花賞から間をあけたことで立て直し態勢もバッチリでしょう。復活の一撃を期待!
◎⑧サトノインプレッサ
○⑩アドマイヤビルゴ
▲①ダイワキャグニー
△④サンレイポケット
△③サトノソルタス
穴⑬レイホーロマンス
馬単⑧⇔⑩①④③⑬
3連単⑧→⑩①④③⑬

これで決まりだ!