毎回、予想に入る前にしょうもないことをダラダラと書いておりますが、これはかつて働いていた新聞社での教えだったりもします。
「予想はまあエエから、その前に全く関係ないことを書け」
予想も大事だけど、せっかく自分のコーナーを持っているのだから、読者の皆さんに記者の人となり=キャラクターを知ってもらって、親近感とか愛着を持っていただくためだという。
だから僕も先輩たちにならって、例えば20行のコーナーだとしたら、そのうち予想は2、3行で、あとは全然関係ないことを書いていた。
でも、これが結構、というがだいぶ難しい。
競馬のネタを読みに来ている読者の方たちに対して、競馬と全然関係なくてくだらなくても、ちょっと面白い、と思っていただかなくてはならないからだ。
競馬の予想原稿60行の方がはるかに簡単だ、と思って頭を悩ませ、ウンウン唸りながら書いてたよなぁ。
そんなわけで、予想に入る前のこの小話的な部分も読んでいただけたら、大変ありがたいですし嬉しいです。

もちろん、すっ飛ばしても全然OKです!
というわけで、土曜中山のメインGⅡ日経賞の予想といきましょう。
目次
第68回GⅡ日経賞 予想と見解
◎⑧エタリオウ
○⑩モズベッロ
▲①サトノクロニクル
△④レッドレオン
△⑪サンアップルトン
穴⑬アイスバブル
馬単⑧⇔⑩①④⑪⑬
3連複⑧-⑩①④⑪⑬
ここがポイント!

- エタリオウ実績最上位
- 前走の脚は本物かモズベッロ
- 忘れたころの一発をあの馬で
展開予想(スローペース)
⑦⑥⑫⑩⑨
⑬⑭⑪
⑫スティッフェリオは控えていくと音無調教師が示唆。そうすると⑤ヤマカツライデンが先手を取りそう。
⑦⑥⑫⑩
⑬⑭⑪
ペースはスロー。人気を集める⑭ミッキースワローは中団より後ろ、⑧エタリオウも中団から脚をタメていく。
⑦④⑧ ③
⑥⑩⑫
⑬⑭⑪
好位から引退レースの⑦ソウルスターリング、⑥ウインイクシードが早めに抜け出そうとするところを目がけて、⑭ミッキースワロー、⑧エタリオウも末脚を伸ばす。
⑧
⑩
今週も再び岩田康騎手の中割りが炸裂、⑧エタリオウが差し切ると予想。
相手関係を考えてもエタリオウ大威張り
実績を買って本命はエタリオウ。
近4走は大きな着順が並ぶものの、これは単純に相手が悪かっただけ。昨春はGⅡ日経賞2着、GⅠ天皇賞・春4着。これ以外にもGⅠ日本ダービー4着、GⅡ神戸新聞杯2着、GⅡ青葉賞2着。
近走パッとしなかったので忘れていましたが、過去の重賞結果をこう並べてみると、1勝馬ですが、地力、実績ともに間違いなくここで最上位ですね。
相手関係を考えても大威張りの本命です。
今回は有馬記念以来、約3カ月ぶりの競馬となりますが、中間のニュースを読む限りではしっかりと乗り込まれている様子。
先週の阪神大賞典で快勝した同僚ユーキャンスマイルと熱心に併せ馬を消化していますので、この馬も走れる状態に仕上がっていると見ていいのでは。
コンビを組む岩田康騎手も好調なので、その手腕にも期待ですね!
モズベッロ前走だけ走れば再度勝ち負け
相手筆頭はモズベッロ。
前走GⅡ日経新春杯がかなり軽いメンバーだったとはいえ、準オープンの身ながらにしてあの勝ちっぷりはインパクトがありました。
これは今後が楽しみだなと思いましたし、今回は相手強化と言ってもそこでも大幅に強くなっているわけではありません。前走だけ走れば再度好勝負でしょう。
これらをまとめて負かすとしたら、池江厩舎のサトノクロニクル。約1年半ぶりとなった前走GⅡAJC杯でしぶとく伸びての5着は、さすがの地力だなと思いました。2走目の今回はもちろん、反動よりも大幅上積みを期待です。
以下、モズベッロに続く日経新春杯2着レッドレオン、同じ中山2500m芝のサンシャインSを勝ち上がったサンアップルトンの充実著しい2頭を押さえで。
アイスバブルの地力を忘れていませんか?
穴は2頭出し池江厩舎の人気ない方、アイスバブルを指名。
この馬もエタリオウ同様に近走はパッとしないですが、昨年のGⅡ目黒記念では2着に好走。地力を秘めた1頭です。
ちょこちょこと書いていますが、今回はGⅡ戦といってもそこまで強力な組み合わせではありません。
ならば、11着→9着→6着とこの3走でジワジワ着順を上げているアイスバブルが、忘れたころの一発をやってくれるのでは?と密かに期待しています。

これで決まりだ!
毎日杯の予想
土曜阪神メインGⅢ毎日杯の予想も合わせて公開しています。

皐月賞の最終切符をかけ、素質馬がそろった注目の1戦。金曜からの雨を考慮して本命は道悪で2戦2勝のサトノインプレッサ。
ゲートがちょっと心配ですが、そこは新コンビ武豊騎手の手腕にお任せです!