【悲報】エネイブルさん、つけられる種牡馬がいない……

【日本ダービー2020展望②】コントレイル3枠5番に不吉データも……枠順確定で読む展開予想

日本ダービー2020展望②

ダービーの枠順が決まりました。

皆さん、どのような感想を持ちましたでしょうか。

え? 僕ですか?

まあ、各馬とも割と無難なところに決まったなぁ、と。

というわけで、今日の枠順確定を受けての感想とか、展開予想などしていきたいと思います。

日本ダービー枠順の感想と見解

コントレイルに「三冠を獲れ」と言っている枠番

注目の無敗の皐月賞馬コントレイルは3枠5番

第一印象としてはもちろん「いいところに入ったな」です。

もう2週間くらいしつこく言っていますが、今の東京の芝は「内伸び・先行有利」の馬場で、その傾向を考えると8枠とか極端な外に入らなかったのは良かったのではないでしょうか。

この枠順だったら、縦の位置が好位にしろ中団にしろ、スタートから枠なりに出て馬場コンディションのいいところを選んで運ぶことができますからね。

それに、例えばNF軍団が総出でコントレイルをもみくちゃにする、なんてことは日本の競馬ではあまりないと思うので、総合的に考えてもいいと思いますよ、この枠は。

また、心強いことに、三冠馬の父ディープインパクトも3枠5番でダービーを制しているという奇遇、というかドラマ!

加えて、同じく三冠馬のオルフェーヴルも3枠5番のダービー馬でしたから、これは競馬の神様がコントレイルにも「三冠を獲れ」と言っているのかもしれませんね。

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ロマンありますよ。

3枠に関する不吉なデータ

そうした追い風が吹く一方で、データ的なところでは不吉な予兆も見せているのです。

6番も含めた3枠の過去10年の成績に目を移すと、意外なことにそのオルフェーヴルのみが勝ち馬となっており、2着馬もゼロ。

つまり、[1・0・0・19]

しかも、キャリア4戦でホープフルS直行から無敗で皐月賞を制したという、極めて似通ったローテを歩んだ先輩サートゥルナーリアも昨年、3枠の赤帽子で4着に敗れました。

まあ、サートゥルナーリアは5番じゃなくて6番だし、66年も勝っていないテン乗りだったし――と、こちらの場合はコントレイルよりも不利なデータを積んでの挑戦だったので、一概に同じと当てはめることはできないのですが……

いずれにせよ、好枠に思える3枠があまり好成績を残せていない最近のトレンドはちょっと気にした方がいいのかも?

MEMO
ちなみに、ダービーが18頭立てとなった1992年以降、3枠5番からダービー馬となったのは2005年ディープインパクト、2011年オルフェーヴルの三冠馬2頭と、古馬になって年度代表馬に輝いた1998年スペシャルウィーク、この3頭のみ。でも、いずれも競馬史に名を残す名馬たち。

近年では好走データがあまりない3枠ではありますが、上記にも示したように、そこからでもダービーを勝つようなら、それは三冠を約束された能力の持ち主と言えるのかもしれません。

三冠馬になる馬が勝つ吉兆の枠番と取るか、好走馬が出ていない不吉の枠馬と取るか……

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それはアナタ次第です!

6枠12番サリオスは、まあ悪くない

他の馬たちの枠順を見てみると……

一番のライバルであるサリオスは真ん中より外の6枠12番

前に行く脚質を考えれば、もう少し内が良かったと思いますが、後入れの偶数番だし、まあ悪くないでしょう。2017年レイデオロが6枠12番からVを決めています。

一方、サリオスよりさらに外の7枠15番に入ったのが、皐月賞5着から逆襲を狙うサトノフラッグ

「内がよかったけど、しょうがない」と国枝調教師。過去10年データでも複勝圏すらなく、かなり厳しい枠順という印象ですね。あとはダービー5勝・武豊騎手のマジックに期待か。

対照的にワーケアは内めの2枠3番。2016年マカヒキのV枠番で、2013年アポロソニック(8番人気)、2014年3着マイネルフロスト(12番人気)がこの枠順から3着に突っ込み、3連単・3連複大穴の主役となりました。

自在に立ち回れるルメール騎手ですから、これはいい枠番をゲットしたと思います。

「アッ!」と思ったのが、大外18番に入ったウインカーネリアン。今年のダービーはどうしてもという逃げ馬不在のメンバーだけに、先手を取るのはこの馬かなと思っていたのですが、まさかの大外に入ってしまいましたね。

ただ、18番からの逃げ馬で思い出すのは、サニーブライアン。思い切って行き切ってしまえば、大外の不利はなくなると思うので、田辺騎手がどのような騎乗をしてくるのか、注目しましょう。

最も“熱い”1枠1番に入ったのは……

さて、お待ちかね。

ダービーで最も“熱い!”枠番と言えば……

それは1枠1番

過去10年からちょっとハミ出しますが、2008年ディープスカイ→2009年ロジユニヴァース→2010年エイシンフラッシュと3連覇し、以降も2013年キズナ、昨年のロジャーバローズと、過去12年で5頭もダービー馬を輩出

またその間、2着でも2011年ウインバリアシオン(10番人気)、2015年サトノラーゼン(5番人気)が穴を開けており、とにかくダービーと1枠1番の相性の良さは有名ですね。

今年、そのラッキーナンバーに見事入ったのは、GⅢ毎日杯の勝ち馬サトノインプレッサでした。

これは面白い馬が入ったと思います。

NHKマイルカップは外枠スタートから展開と馬場が向かずに末脚不発に終わりましたが、能力の底が割れたわけではありません。まともに力を出し切れば、皐月賞2強に迫る走りをして不思議ではない素質馬であり、良血馬ですからね。

ただ、今の馬場傾向を考えれば、1枠1番からの好走としてイメージするのは好位からの競馬。一方でサトノインプレッサは、新馬戦こそ5番手からの競馬でしたが、以後の3戦は後方からのレースでした。

なので、これまで通りの末脚勝負となった場合、この最内枠からどう馬群をさばいてくるかがポイント。

ダービー初騎乗となり、しかもレース当日に誕生日を迎える現在22歳の若武者・坂井瑠星騎手の大胆は騎乗に期待したいところです。

また、最内1番ほどではないにしろ、同じ白帽子の1枠2番も1999年アドマイヤベガが逆転のダービー馬に輝き、2000年以降も06年メイショウサムソン、14年ワンアンドオンリーと2頭のダービー馬が誕生しました。

今年の1枠2番はアルジャンナ。2、3着が多い成績が示す通り、ワンパンチ足りないかなという印象ですが、裏を返せば相手なりに堅実に走れるということ。3番手争いだったら十分足りる能力の持ち主とも言えます。

また、鞍上は昨年1枠1番から12番人気ロジャーバローズをダービー馬に導いた浜中俊騎手です。これは3連複、3連単はもちろん、馬連・馬単でも注意したい1頭に浮上したかもしれないですね。

展開予想(平均ペース)

スタートから最初のコーナー
←⑱⑧ ③⑤②④ ①⑦
   ⑩⑫⑬ ⑥⑨⑪
     ⑭⑮ ⑰⑯

この組み合わせならば⑱ウインカーネリアンがハナか。⑧ビターエンダーらが続き、それらを見る形で⑫サリオス。⑤コントレイルは枠なりに中団やや前めのポジションか。

向こう正面
←⑱⑧⑩⑬③⑤②④⑨①⑦
   ⑫⑭ ⑥⑮⑰⑯⑪

ペースは平均に落ち着くだろう。その中で注目したいのは⑤コントレイルの折り合い。あと、⑮サトノフラッグも向こう正面でどの位置にいるか。あまりに後ろだと厳しいかも。

4コーナーから最後の直線
←⑱⑩③②④
  ⑧⑤⑬①⑦
 ⑫⑭⑥⑯⑨
   ⑮⑰⑪

4コーナーから直線入り口にかけて各馬が一斉にエンジンをかける中、⑫サリオスは脚質を考えれば早め先頭だと思うが……。⑤コントレイルは手応えよく馬なりで進出。

ゴール

逃げる⑫サリオス、追う⑤コントレイル。皐月賞と同じく一騎打ち濃厚。⑮サトノフラッグ、③ワーケアらがどこまで迫れるか。また、思わぬ伏兵の粘り込み、あるいは差し込みに注意したい。

今こそ大事にしたい“ダービーポジション”

では、展開予想です。

ハナは⑱ウインカーネリアンが行くしかないでしょう。この枠順ですから、中途半端な競馬をするくらいだったら、思い切って行った方がいい。

その後ろに⑧ビターエンダー、⑫サリオス、出足がつけば⑩コルテジアあたりが続くか。

⑤コントレイルは出たなりだと思いますが、馬場のいいところを通れるので、皐月賞ほどの後ろにはならなそう。中団よりやや前のあたりと予想します。

向こう正面あたりで⑱ウインカーネリアンがペースを落として、まあ、だいたい平均。と言っても、時計は相変わらず速いと思うので、あまり後ろから行くと届かない可能性が高いでしょう。

それはここ数年のダービーの決まり手の傾向が示しています。近年はまた“ダービーポジション”が復活したのかもしれないですね。

というわけで、有力馬の中でも最も前に行くであろうサリオスのレーン騎手は、皐月賞の敗戦を糧にどこから仕掛けていくのか、それを見てコントレイルの福永騎手はどう受けて立つのか、また、2強対決に意識が行く中、サトノフラッグの武豊騎手、ワーケアのルメール騎手はどのような逆襲の一手を打ってくるのか。

3~4コーナーの攻防が今からもう楽しみで仕方ない。

「何かやってくれそう」な横山典マイラプソディ

あと、個人的に注目しているのは、マイラプソディと横山典騎手

こちらも7枠14番と外めの枠に入ってしまって、僕はちょっとガッカリしているのですが、2015年ドゥラメンテが同じ枠順から二冠を制し、2012年には7番人気トーセンホマレボシが3着に入っていますから、まあギリギリ悪くない枠としましょう。

それに、今年の横山典騎手と言えば、ヴィクトリアマイルのノームコア、オークスのウインマリリンと、2週続けて外枠から馬券に持ってきている名人です。

振り返れば、自身2度目のダービーVとなったワンアンドオンリーも、このときは枠順こそ絶好の1枠2番でしたが、それまでの脚質からガラリと一変させた先行策で周囲をアッと言わせました。

だから、今回のマイラプソディでも「何かやってくれるんじゃないか」感が半端ないんですよね。

馬自身に関しても、今週の異例の火曜追い切りで「変わってきた」「良くなってきた」というコメントが陣営から出ていますからね。

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忘れたころの一発があるような、やっぱり、ないような……

そんな妄想をはかどらせながら、日曜までニヤニヤしたいと思います。

なお、最終予想は土曜日のお昼頃にはアップしたいと思いますので、またお時間ありましたら、ぜひ参考にならない予想をご覧いただければと思います。

なお、こちらは週初めにアップした展望記事となります。合わせてどうぞ!

日本ダービー2020展望 【日本ダービー2020展望】コントレイル、サリオスの牙城崩す第3の馬はいるか?

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