【悲報】エネイブルさん、つけられる種牡馬がいない……

【桜花賞2020回顧】二冠も見えたデアリングタクトの豪脚、オークスの勢力図はどうなる?

桜花賞2020回顧

変わらず競馬が開催されている幸せを噛みしめつつ、テレビにかじりついて中継を観ていたこの土日。改めて思いました。

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競馬って楽しいです!

そして、あいにくの雨ではありましたけど、桜花賞を勝ったデアリングタクトのパフォーマンスは素晴らしかったですね。

キャリア3戦での桜花賞勝利は1980年ハギノトップレディ以来40年ぶり、無敗Vは2004年ダンスインザムード以来16年ぶりだとか。

そんな記録尽くめだった2020年の桜花賞を振り返ってみたいと思います。

第80回GⅠ桜花賞 回顧・総評

武豊レシステンシアは完璧な競馬だった

まず注目された先手争いは、内枠を利してスマイルカナが宣言通りに行きましたね。

8枠17番スタートだった武豊騎手のレシステンシアは、初手からガンガン飛ばすのではなく、インを見ながらジワジワと前へ行くような感じ。

なので、それほど激しい先手争いがあったわけではないのですが、前半3ハロンは34秒9。これが良馬場だったら平均か、ちょっと遅いくらいのペースなのですが、この日は雨が強く振り続けた中での重馬場。

芝コンディションがかなり悪くなっていた上、その後の3ハロンも11秒6-11秒5-11秒7で推移した数字を見れば、これはかなりタイトなレースの流れだったと思います。

事実、最後の3ハロンは38秒1で、ラスト1ハロンが13秒8。ダートかと思える数字ですね。

それだけ馬場が悪かったということですし、今年は相当な消耗戦だったことが見て取れます。

しかしながら、終始きついペースにして後続勢不発の展開というのは、重だろうが良馬場だろうが、レシステンシアが狙っていた通りの競馬。逃げたスマイルカナとの“行った行った”が成立寸前だったのですから、武豊騎手としてもほぼ完璧な競馬ができたのではないかと思います。

ただ、そんな展開を打破するほどの能力と脚を持っていた馬が、1頭だけいた。

それがデアリングタクトでした。

ただ1頭突き抜けた豪脚、展開も馬場も関係なし

デビューから2戦がいずれも直線平坦の京都マイルで、切れ味を武器に勝ち上がってきた馬。その点で坂のある阪神、まして道悪がどうなのか?という懸念が個人的にあったわけですが、まったく関係ありませんでしたね。

上がり3ハロンの数字が、ただ1頭36秒台の36秒6。上がり2位のクラヴァシュドールが37秒1でしたから、いかにデアリングタクトの末脚が図抜けていたか、ということが分かるというものです。

映像で見ても、1頭だけ勢い、伸びが違いました。

血統的なことを言えば、父エピファネイアは不良馬場の菊花賞を強い競馬で勝ちましたし、同じエピファネイア産駒のイズショーノキセキが第9R忘れな草賞で、断然1番人気のディープ産駒・リリーピュアハートを抑えて2着に来ていました。なので、エピファネイア産駒は道悪馬場に適性があるのかもしれません。

そうした可能性はあるものの、デアリングタクトにとっては雨と馬場が味方した、というレベルの競馬ではないでしょう。

おそらくパンパンの良馬場でも同じ結果になったのでは?

そう思わずにはいられないくらい、凄みのある勝ちっぷりでした。

逃げた2頭が残る展開、しかもそのうちの1頭は2歳女王という中で、道悪をものともせず後方から弾丸のような伸び――。

これは能力の絶対的な高さがなせるパフォーマンスだと思いますし、文句なしの3歳女王誕生と見ていいでしょう。

松山騎手の腹をくくった後方待機も見事な騎乗でした。デアリングタクトの能力を心底信頼しているからこその乗り方だと思います。

また、デアリングタクトを生産した長谷川牧場のお父さんが出演したグリーンチャンネル電話インタビューも、喜びがストレートに伝わってきてホッコリしました。

僕の馬券は散々でしたけど、

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いい桜花賞だったなぁ

素直にそう思いましたよ。

折り合い課題も、デアリングタクト距離延長こなせる

さて、二冠目のオークスです。

能力から考えれば、デアリングタクトが最有力なのは間違いないでしょう。良馬場だったら、もっと切れそうですし、末脚の威力も倍増しそう。

また、父エピファネイア×母父キングカメハメハ×母母父サンデーサイレンスという血統面からも、距離延長は問題ないはずです。

と言って、2400mはベストではないかもしれませんが、この時期の3歳牝馬は能力で距離をカバーできるもの。また、道中でタメて末脚を生かすタイプですから、その観点からも距離は十分こなせると僕は見ています。

その一方で、松山騎手が勝利騎手インタビューで折り合い面をポイントに挙げていました。

確かに桜花賞の映像を見直してみると、道中やや行きたがる素振りを見せていましたね。ここをオークスまでの調教でどう改善していくか、厩舎スタッフの腕の見せ所、そして今シーズン絶好調・松山騎手の腕の見せ所でもあるでしょう。

オークスは「良馬場で巻き返す馬」に要注意

他方、2着以下に敗れた馬たちはどうか?

レシステンシアはダイワメジャー産駒であり、またスピードが勝ったタイプなので、一般論的には2400mはちょっとキツそうな感じがしますね。脚質的にも。

3着スマイルカナも2400mはちょっと長そうな感じですが、後続不発の道悪だったとはいえ、逃がしたらかなりしぶといということが改めて証明されたわけですから(さすがエイシンヒカリの近親)、ペース、マーク次第では案外面白いかもしれないですね。

また、4着クラヴァシュドール、5着ミヤマザクラ、6着サンクテュエールなど、馬券圏外に敗れた人気馬の中には、明らかに重馬場で力を発揮できなかった馬も多くいると思います。

だからこそデアリングタクトの強さが一層際立つのでもありますが、そうした「良馬場で巻き返す馬」を、桜花賞の着順を度外視して再発掘していきたいですね。

例えばミヤマザクラ、サンクテュエールなんかは良馬場で間違いなく巻き返してきそうですよね。

また、先に少し触れましたがこの日の第9Rでは、オークスへの重要ステップレース、忘れな草賞も行われました。

注目のリリーピュアハートは完全に道悪が敗因といった走りでしたが、では勝ったゴールドシップ産駒のウインマイティーは良馬場でどうのなのか――といったところも考え直さないといけないと思います。

もちろん、トライアルのフローラステークス、スイートピーステークスで新たな惑星が飛び出す可能性も十分あるでしょう。

それらを総合して考えると、オークスをめぐる戦いは、デアリングタクトが頭1つ2つリードしたと思う一方、桜花賞が特殊な馬場、展開だった分、2番手以降はまだちょっと順序がつけられない。そんな感じのレベルの高い混戦だと思います。

今週のひとり大反省会

桜花賞

1着△デアリングタクト

2着○レシステンシア

3着 スマイルカナ

4着 クラヴァシュドール

5着◎ミヤマザクラ

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阪神牝馬ステークス

1着○サウンドキアラ

2着 スカーレットカラー

3着 ディメンシオン

4着◎ビーチサンバ

5着▲ダノンファンタジー

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ニュージーランドトロフィー

1着◎ルフトシュトローム

2着 シーズンズギフト

3着 ウイングレイテスト

4着 アブソルティスモ

5着▲ソウルトレイン

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桜花賞◎ミヤマザクラの件ですが……

予想記事であれだけ「雨でも行ける、むしろ歓迎!」なんて大見得切ってしまいましたが、全くの逆でごめんなさい!

道悪はアカン、そんな走りでしたねぇ。

向こう正面では前めのいいポジションにつけており、

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これは思い描いた通り!

と、内心ニヤニヤしていましたが、3~4コーナーで一転、ずるずると下がってしまいました。

福永騎手が何度もハミを掛け直すような手綱の動かし方を見るにつけても、ノメって全く前に進んでいかなかった様子。もうこの時点で、

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こらアカンわ……

と観念したものです。

それでいて最後はしぶとく5着にまで盛り返しているのですから、能力の高さというのは再確認できました。

良馬場オークスでの巻き返し、楽しみにしていますよ!

そして、来週は3歳牡馬クラシック第一冠・皐月賞です。

桜花賞に負けず劣らずの好メンバーで、無敗の2歳GⅠ覇者、コントレイルサリオスの直接対決です。

これだけでも楽しみなのですが、そこへ弥生賞を好内容で勝った新星サトノフラッグが加わり、今年の皐月賞はどうやら『3強』ムード

この3頭の優劣、牙城を崩す第4、第5の馬などをまた週明けからしっかり分析していきたいと思っていますので、またお時間ありましたら当ブログに遊びに来てください。

よろしくお願いします!

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