【悲報】エネイブルさん、つけられる種牡馬がいない……

【皐月賞2020展望①】コントレイル、サリオス、サトノフラッグを徹底分析!

皐月賞2020展望①

改めて、桜花賞のデアリングタクトは素晴らしい競馬でした。

2020年の3歳牝馬三冠戦線は、これで一気にデアリングタクトが絶対的な主役として回っていきそうですね。

二冠達成なるか、桜花賞負け組からの巻き返しはあるのか、それともトライアルから新たな惑星が飛び出すのか――オークスも本当に楽しみです。

桜花賞2020回顧【桜花賞2020回顧】二冠も見えたデアリングタクトの豪脚、オークスの勢力図はどうなる?

そんな興奮冷めない中、迎える今週は3歳牡馬クラシックの第一冠・皐月賞です。

こちらも桜花賞に負けず劣らずの好メンバーがそろいました。

特に無敗の2歳GⅠ馬の2頭、コントレイルとサリオス。

この2頭の初対決だけでも楽しみなのに、弥生賞を好内容で勝ち上がったサトノフラッグが加わり、今年の皐月賞は『2強対決』から『3強対決』へと移っていますね。

そんなハイレベルの一冠目を手にするのはどの馬か――?

皐月賞に出走を予定している有力馬の解説、分析をしていきたいと思います。

有力馬ピックアップ解説

コントレイル
スピード
(5.0)
スタミナ
(4.0)
血統
(4.0)
前走の内容
(5.0)
期待度
(5.0)

まずは2019年JRA最優秀2歳牡馬に敬意を表して、コントレイルから。

デビューから3戦全てを完勝。今さら特に言うことがないくらいの強さを見せている馬ですね。

特に前走のGⅠホープフルステークス。それまでの2戦は阪神外回りの千八、東京千八と広いコースで連勝してきた馬でしたが、コーナーが4つある小回りの中山2000mでも何ら変わりないパフォーマンスを発揮しました。

その点を鞍上の福永騎手は絶賛していましたし、どんなコース形態でも能力を出してくれると分かった点は大きなアドバンテージになるでしょう。

今回はそのホープフルS以来、約4カ月ぶりの実戦。これは昨年のサートゥルナーリアと同じローテーションになりますが、果たしてコントレイルはどうなのか?

中間のニュースによると、先月の18日に放牧先の大山ヒルズから帰厩し、順調に稽古を消化。8日の1週前追い切りでは栗東CWの3頭併せで素晴らしい伸びを見せたようです。

手綱をとった福永騎手のコメントも上々で、皐月賞に向けてしっかり仕上がっていると見ていいでしょう。

また、気性がかなり前向きなので、休み明けでも能力を全開できるタイプなのではないでしょうか。

もとより、リスグラシュー、モズアスコットなどを手がけてきた腕利きの矢作厩舎。仕上げに抜かりはないはずです。

一方で、この気性の前向きさは時に大きな弱点にもなります。

福永騎手がホープフルS後の共同インタビューで、

牝馬みたいな繊細さがある馬

と語っていたのですが、それだけ折り合いには気を使う馬であるということ。

今のところは福永騎手が手の内に入れていますし、レースでは上手に折り合って走っているのでそこまで心配することではないかもしれませんが、何かの拍子で暴走する可能性がないとも言い切れません。

MEMO
ただ、そうしたちょっとした不安はありながらも、福永騎手はコントレイルの能力を絶賛していますし、矢作調教師が「過去の枠にとらわれないくらいの馬に育てたい」とまで語る大器です。

この皐月賞は「まず一冠」となる舞台かもしれないですね。


サリオス
スピード
(5.0)
スタミナ
(3.5)
血統
(4.0)
前走の内容
(5.0)
期待度
(5.0)

コントレイルに待ったをかける筆頭と言えば、サリオスでしょう。

同じく3戦無敗で2歳GⅠ朝日杯フューチュリティステークスを勝利。最優秀2歳牡馬の座こそ譲りましたが、これはあくまで記者の投票ですからね。サリオスこそNo.1と思っている識者、ファンも負けず劣らず多いと思います。

事実、レースのパフォーマンス、質で言えば、確かに甲乙つけがたい

GⅢサウジアラビアRCでは、時計が出やすい馬場だったとはいえ、1分32秒7なんていう時計は2歳馬が出していい数字ではありません(もちろんレコード)。

また、朝日杯FSでも全く危なげのない完勝で、1頭だけ次元が違うと思わせた走りでした。

手綱をとったムーア騎手も「僕が競馬ファンだったら、この先もずっとサリオスを追いかけます」と絶賛。あの世界のライアン・ムーアにそこまで言わしめる馬なのですから、どれほどの逸材なのかというのが分かるというものです。

そしてこちらもコントレイルと同じく、ぶっつけ皐月賞を選択してきました。

3月7日に美浦トレセンに帰厩し、こちらも乗り込み順調の様子。美浦ウッドでの1週前追い切りでは併走相手に5馬身先着、540kg超えの馬体そのままのド迫力フットワークを披露したようですね。

また、コントレイルが矢作厩舎なら、サリオスも美浦の名門・堀厩舎。調整は万全と見ていいでしょう。

ただ、そんなサリオスにも1つ、不安があります。

それは距離

デビューから3戦全てがマイルで、今回は400m延びる初めての2000mです。これがどうなのか?

MEMO
ハーツクライ産駒で母がドイツオークス馬という血統背景を考えれば、むしろ距離延長は歓迎の口だと思いますが、朝日杯FS後に堀調教師が「短い距離でも対応できる」と語っていたのが気になるところではあるんですよね。トレーナーとしては、中距離よりも短距離に適性を見出している?

ただ、自分からガーッと行くタイプではないですし、今回の鞍上はダミアン・レーン騎手。この若き名人にお任せすれば大丈夫でしょう。

いずれにせよ、コントレイルvs.サリオスの“無敗2歳王者”対決。楽しみで仕方ありません!


と、このように今年の皐月賞は無敗2強対決の様相でしたが、2強ではなく“3強対決”ではないか、という声も多く聞こえてきます。

もしかしたらコントレイル、サリオスよりも強いかも――

そんな期待を抱かせてくれる馬が、このサトノフラッグ

サトノフラッグ
スピード
(4.5)
スタミナ
(4.5)
血統
(4.0)
前走の内容
(5.0)
期待度
(4.5)

新馬戦こそ6着に敗れましたが、今思えばなぜ負けたのか?と不思議なくらい、その後の3連勝が秀逸です。

競馬を使われるごとに成長しており、1戦ごとに強くなっているという印象。1週前追い切りでも美浦ウッドで1番時計をマークし、動き自体も抜群でした。ますますパワーアップしているようですね。

また、立ち回りも器用ですし、重馬場でも問題なし。展開、コース、馬場不問で、死角は限りなく少ない馬だと思います。

力比較に関しても、前走の弥生賞で2着、3着に負かした相手がホープフルS3着のワーケア、同5着のオーソリティ。しかも余裕十分に先着し、ワーケアに騎乗していたルメール騎手は「買った馬が強すぎた」とコメントしているのですから、コントレイルと互角以上に渡り合える能力の持ち主と見ていいかもしれません。

MEMO
何より、弥生賞で手綱をとって武豊騎手が「ディープと雰囲気が似ている。3コーナーを上がっていったときは当時を思い出した」と語っており、同馬を管理する国枝調教師もこれまで手がけてきたディープインパクト産駒で一番というニュアンスのコメントを残しています。

これは、かなりの器と見ていいのではないでしょうか。

皐月賞が終わったあと、3強ではなく実は“1強”だった――そんな可能性を秘めた馬だと思います。


皐月賞展望①はひとまずここまで。

コントレイル、サリオス、サトノフラッグの3強の牙城を崩せる馬はいるのか?

皐月賞2020展望② 【皐月賞2020展望②】マイラプソディ、クリスタルブラックら有力馬を解説&徹底分析! 皐月賞2020展望③ 【皐月賞2020展望③】「2強」か「3強」か、その序列を考察―そして牙城を崩す第4の馬は?

展望②ではその可能性を持ったそのほかの有力候補、伏兵などを取り上げております。

また、展望③では3強の序列、またその牙城を崩す第4の馬の可能性などを考察しております。

お時間ありましたら、ぜひそちらもご覧ください!

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