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【皐月賞2022回顧】福永の満点騎乗が導いたジオグリフV、でもダービーはイクイノックスで決まりか?

皐月賞2022回顧

大混戦と言われていた2022年の皐月賞。その前評判通り、道中からゴールまで見ごたえのあるレースでしたね。

勝ったのは福永祐一騎手が騎乗した5番人気ジオグリフ。ジョッキー、木村哲也調教師と厩舎スタッフ、牧場、オーナー関係者の皆さま、本当におめでとうございました!

福永の巧みな誘導と馬場適正

何が良かったって、福永騎手の騎乗ぶりが抜群に良かったと個人的には思いましたよ。

道中は内と外から人気のダノンベルーガ、イクイノックスを行かせて、自身はその2頭を前に見る形で外の好位5~6番手。

レース後の勝利インタビューで福永騎手が答えていましたが、前日の雨で馬場状態が内外で微妙な中、「どこでも選んでいける」ポジションをがっちりと確保していました。

ガッツポーズも出ていましたし、これは福永騎手としては会心の騎乗だったのではないかなぁ、と勝手に推測しています。それくらい上手な誘導だったんですよね。

もちろん、ジョッキーの巧みな操縦があったとしても、馬がそれに応えなければ意味はない。その点、ジオグリフは見事な末脚を繰り出しました。

特にラスト100mの脚はお見事。

完全に勝ちパターンに入ったイクイノックスを競り落とし、さらにそこから1馬身突き放すなんてことは、相当な力がなければできないこと。朝日杯FS5着、共同通信杯2着で評価を落としていた同馬でしたが、この大一番で札幌2歳Sを思い出させる豪脚を繰り出しました。

そう、札幌洋芝の適正の高さが、今年の皐月賞を制する原動力の一つだったのではないかとも思うんですよ。

つまり、良発表の馬場とはいえ、週中の雨の影響が残っており時計は決して速くはなかった。そんな“じんわり”と時計のかかる馬場がジオグリフにとって最適だったのではなかったか、という思っている次第です。

なので、次のダービーへの課題は、福永騎手が語っていた「距離」とともに、無茶苦茶速い馬場になった場合の時計への対応。共同通信杯2着もやや重馬場で1分48秒1の走破時計だっただけに……

思わず見惚れたイクイノックスのセンスの高さ

その意味ではダービー戦線はまだまだ混戦継続かなぁ、と思う一方で、ダービーはもうこの馬で仕方ないと思ってしまったのは、2着のイクイノックスだ。

正直に言います。勝ち馬よりもこちらの方がより印象に残っている。

相馬眼が全くない僕としては、パドックの周回で馬の良し悪しが分かるわけでもないので、語弊を恐れずに言うなら、いつもそんなに真剣にパドックを見ていない。

でも、そんな僕ですら今回のイクイノックスのパドックでの姿は「いい馬だなぁ」と見惚れてしまった。

レースぶりも、トリッキーな中山2000mの大外枠にも関わらず、好スタートからスッと好位につけ、18番枠の不利を何も感じさせないレースセンスの高さ。しかも、これがキャリア2戦、5カ月ぶりの実戦、初の右回りと、不利な材料が山積みの中、九分九厘勝っていたようなレース内容。

最後はやはり休み明けの分と、後ろから目標にされた分かなぁという1馬身差でしたが、負けて強しとはこのことを言うような競馬でしたよね。

レース後も問題なく順調にダービーを迎えられるようならば、イクイノックスの方が1番人気になりそうですが、東スポ杯からぶっつけ本番を選択せざるを得なかったように、こちらはレース後の回復具合がカギになりそうです。

武豊ドウデュースはペースの遅さが誤算だったか

一方、一番人気で3着に敗れたドウデュース。僕の今回の本命馬でもあったのですが……まあ、やはり道中の位置取りが最後まで響いたかなぁという結果でした。

特に出遅れはなかったですが、1コーナーに入るまでにやや馬が行きたがっていた仕草を見せていたのは確かで、武豊騎手としてはまずは折り合いに専念といったところだったのでしょうか。

その間、他馬は割と勢いよく出足をつけていった分、1コーナーに入るころには思った以上に後ろのポジションになっていたんですが、ビーアストニッシドやデシエルトが行かなかったこともあって、そこから向こう正面にかけてペースと隊列が落ち着いてしまい、馬場を考えてもGIとしては遅いペース。これが誤算だったように思います。

ただ、ラストの伸び脚はさすがのひと言で、上がり3Fはメンバー中で唯一33秒台の33秒8。そこまで切れる印象のなかった馬だったので、今回の皐月賞でこれだけの瞬発力を引き出せたのは、敗れた中でもひとつの収穫だったと思いますし、ダービーに向けて悲観するような負け方ではなかったと思います。

また、朝日杯FSでのドウデュースとジオグリフのレースぶりが、そっくりそのまま入れ替わってしまったかのようなレースとなったのが皐月賞。なので、この2頭の直接対決2戦の結果は能力差が出たというよりは、展開のアヤ。勝負付けは全然終わってないですし、ドウデュースのダービーでの大逆襲は全然ありそうですよ。

あともう1頭、明らかに馬場が悪かった最内1枠1番からこれ以上ない競馬をしたダノンベルーガも評価を落とす4着ではなく、ダービーでは大きな変わり身がありそうですよね。

皐月賞上位4頭にダービーTR組がどこまで迫れるか

そう考えると、混戦だった今年の3歳牡馬戦線の“現時点での勢力図”がなんとなく固まってきた印象。つまり、皐月賞1~4着馬がアタマ一つ抜け出た存在であるということ。

発馬でリズムを崩したデシエルトやキラーアビリティの巻き返しはまだあるかもしれないですし、有力馬が4頭もいたらそれはまだまだ混戦に変わりはないんですが、このジオグリフ、イクイノックス、ドウデュース、ダノンベルーガがダービー戦線の主力を形成し、そこにこの後のダービートライアル組がどこまで迫れるか――という図式になってきそうです。

最後に、1着ドレフォン産駒で、2着がキタサンブラック産駒。新時代の幕開けを感じさせる皐月賞でもありました。

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木村哲也厩舎ワンツーはお見事でした! そして僕はその2頭を一銭も買っていないという見る目のなさよ……

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