楽しい楽しいゴールデンウィークが始まりましたね。
そんなGW初日のきのう29日、オーバー40の独身おじさんが何をしていたかと言いますと、昼間はゲーム、夜は映画『ランボー 最後の戦場』を見ていました。
29(ニク)の日ですからね、そらCSのムービープラスも筋肉映画特集やりますし、スタローン好きの僕としても問答無用で見ますよ。
え? 世間さまは『魔女の宅急便』で大盛り上がりだったって?
いやいやいや、そんな軟弱な映画なんか見ませんよ。ハハッ……
(僕だって、本当は可愛い奥さんと子供といっしょに金曜夜はジブリの映画を見るような人生を歩みたかったよ……グスン)
まあ、そんな世間のトレンドとは真っ向勝負の筋肉映画の代表格、ランボーシリーズですが、この『最後の戦場』には僕が大好きなセリフがある。それがコレ!
「無駄に生きるか、何かのために死ぬか……お前が決めろ!」
いやあ、シビれます。そうなんですよ、人生これでなくては!
名言が多いランボーシリーズの中でも、群を抜いて好きなセリフなんですよね。ホント、かっこいい。
と言いつつ、結婚の一つもできない45歳独身男が6畳一間のアパートに引きこもって1日中、ゲームと映画なんて、それこそ「無駄に生きる」の最たるものではないかとも思いますが、まあ、それはそれ、これはこれということで……。
第165回GⅠ天皇賞・春 予想と見解
さて、GWの2日目、3日目はもちろん競馬三昧。なかでも日曜の天皇賞・春ですよ!
僕が狙うのはヒートオンビートだ。
素直に考えればディープボンド、タイトルホルダーの2強いずれかを軸にすべきだとは思いますが、やっぱり1番人気が勝つどころか連対すらしていない荒れ相場の2022年平地GIの傾向を見ると、この春の盾も人気馬に逆らってみたくなるのが、悲しいかな、欲望にまみれた人間のサガなのですよ……
いや、もちろんヒートオンビートを推したくなる理由はちゃんとある。
ここ5年ほどの天皇賞・春の連対馬を見ていくと、確かに名うてのステイヤーたちがズラリとそろっているわけだけど、一方で2400m以下の重賞でも3着以内に来ている実績を持っていた。
それは今回と同じく阪神開催だった昨年も同じ。
つまり、日本の競馬においてはたとえ3200mの長距離レースであろうと、GIともなれば2400m以下の重賞で好走できるようなスピードがなければ勝ち負けできない。裏を返せば、3000m級でしか走れない馬は天皇賞・春では厳しいということです。
まあ、今さらなことですけど改めてこの基本に立ち返って、一発ありそうな馬いないかなぁと探してみたところ、ピッタリ来る馬がヒートオンビートだったわけですよ。
父キングカメハメハ、母は桜花賞馬マルセリーナで母の父がディープインパクトという良血馬。デビューから18戦して4着以下に敗れたのは4回しかない堅実派であり、とりわけ近5走の重賞は[0・2・2・1]という好成績だ。
ただ、報道されている友道厩舎陣営のコメントを総合すると、最後まで集中して走り切れないタイプらしく、その分の2、3着続きなのだそうだ。
確かに、前走の日経賞なんかはタイトルホルダーからクビ+クビ差の3着と善戦しているのだけど、手応えからすれば突き抜けてもおかしくなかったのに、最後は脚色が同じになってボッケリーニにも後ろから差されてしまった。
今回はその課題を克服するためにレースで初めてメンコを着用するとのこと。これが上手く作用すれば、今まで見たことがないような“ひと伸び”を最後に繰り出してくれるはずだ。
また、重賞未勝利の善戦マンがGIの舞台で大仕事……というのは、同じ友道厩舎のポタジェが大阪杯で見せてくれたし、高松宮記念のナランフレグ、桜花賞のスターズオンアースもそうだったように、この春のGIのちょっとしたトレンドだと思いたい。
ちなみに、ヒートオンビートは3000m以上のレースは初めてになりますが、そこは長距離戦得意の友道厩舎の仕上げ。まったく心配しておりません!
◎⑨ヒートオンビート
○⑱ディープボンド
▲⑯タイトルホルダー
△⑦テーオーロイヤル
△⑤マカオンドール
穴⑮タガノディアマンテ
馬単⑨⇔⑱⑯⑦⑤⑮
3連複⑨-⑱⑯⑦⑤⑮

大佐、今度は勝てますか?