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【ヴィクトリアマイル2020展望】アーモンドアイの不安要素、無理やり考えてみた

ヴィクトリアマイル2020展望

いよいよ女王の帰還です。

今週日曜のGⅠヴィクトリアマイルにアーモンドアイが参戦。今年初戦でどのような走りを見せてくれるのか、競馬ファンとしてはもう今からワクワクですね。

下馬評は勝って当然、焦点は「どんな勝ち方をするのか」といった感じですけど、“絶対がない”のが競馬。

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本当にアーモンドアイに不安要素はないですか?

そのあたりを無理やりにでも掘り下げながら、現時点でのヴィクトリアマイルの見解、予想などを述べていきたいと思います。

有力馬ピックアップ

アーモンドアイ
スピード
(5.0)
スタミナ
(4.0)
血統
(4.5)
女王の底力
(5.0)
期待度
(5.0)
ラヴズオンリーユー
スピード
(4.0)
スタミナ
(5.0)
血統
(5.0)
マイル適性?
(3.0)
期待度
(4.5)
ノームコア
スピード
(5.0)
スタミナ
(3.5)
血統
(4.5)
スピード勝負
(5.0)
期待度
(4.5)
サウンドキアラ
スピード
(4.0)
スタミナ
(3.0)
血統
(3.5)
重賞3連勝の勢い
(5.0)
期待度
(4.0)
プリモシーン
スピード
(4.5)
スタミナ
(3.0)
血統
(4.0)
左回りマイル適性
(4.5)
期待度
(4.0)
ダノンファンタジー
スピード
(4.0)
スタミナ
(4.0)
血統
(4.0)
ひと叩き上昇
(4.5)
期待度
(4.0)

現時点での予想と見解

普通に回って来れば、普通に勝つ

持っている能力、これまでの実績を考えればアーモンドアイの力は1枚、2枚、3枚と抜けています

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普通に回って来れば、普通に勝つでしょう。

ドバイ帰りで今年初戦となりますが、帰国後はノーザンファーム天栄でじっくりと調整されており、1週前追い切りでも三浦皇成騎手を背に3頭併せで楽々の1馬身先着。時計、動きともに良く、美浦での調整も順調そのものの様子。

国枝調教師も「普段通りのアーモンドアイ。気になるところは特にない」とコメントしており、力を出せる状態にあると見ていいと思います。

不安点として挙げられている「ドバイ帰り」のダメージにしたって、確かに海外輸送の疲労はあったと思いますが、今年はレースを走っていません。それだけに昨年よりも疲労は少なかったのでしょう。

その証拠が、安田記念より3週早いヴィクトリアマイルで復帰できること。

もし、言われているような疲労、ダメージがあったら、これだけの馬です。こんな早期に復帰していなかったと思います。

もちろん、それでももうちょっと調整をゆっくりにして、さらに万全を期して安田記念という選択もあったとは思いますが、ヴィクトリアマイルを選んできたあたり、国枝厩舎というよりもノーザンファームとして「安全策」をとってきたのかなぁと。

つまり、とりあえず1つきっちりと勝って、秋に向けて弾みをつけたい。

ドバイ帰りよりも気になる“流れ”の悪さ

というのも、昨年暮れからアーモンドアイの“流れ”が今一つ良くないんですよね。

  • 香港カップを熱発で回避
  • 有馬記念に矛先を変えたもののデビュー以来初めての惨敗
  • ドバイ遠征するもレース中止

僕らも生きている中で、良くないことが続くと「なんか流れが悪いなぁ。お祓いでもするか?」とか思いますよね。

アーモンドアイにとって、その“なんとなく悪い流れ”をお祓いするのに最も効果的な方法と言えば、やっぱりレースで勝つこと。

その意味では、安田記念という選択肢は良くない。

これはもう昨年、大きなケチがついたレースなので縁起が良くないですね。悪い流れをさらに悪くしようとしてどうする!ってなもんです。

そう考えると、勝利の良薬を得るための復帰戦がヴィクトリアマイルというのは、レース条件、相手関係的にもベストなんだと思います。

(陣営はもっと深慮遠謀でもってヴィクトリアマイルを復帰戦に選んだのだと思いますが……)

なんだ、そうしたらアーモンドアイにはやっぱり死角も不安もないじゃないか。

ええ、結局のところそうなります。

一番大きな不安は、春のGⅠどころか、ここ3カ月近く重賞全敗中の僕がアーモンドアイを本命にした場合どうなるか、ということでしょうか……?

ヴィクトリアマイルは1番人気の鬼門

まあ、それはそれとして、一方でその「アーモンドアイのここ最近の流れの悪さ」が本当にヴィクトリアマイルで払しょくされるのか? という疑問はありますよ。

人の手ではどうしようもできない、実態すらない「流れ」という曖昧なものだからこそ、軽く見てはいけない。

人生でも、このよく分からない「流れ」というものが大事で、これに上手に乗った人が幸福を手に入れる。

流れに乗れずダラダラとこんな年まで来てしまった僕はですね、つくづくそう思いますよ。麻雀だって、一度流れを手放したらもうアガれる気がしないし、そもそも配牌もツモも持って来られない。

だから、一度その「流れ」から零れ落ちてしまうと、リカバリーはなかなか容易なものじゃない、とも思うのですよ。

まして、ヴィクトリアマイルは1番人気馬にとって鬼門とも言えるレース。

MEMO
創設から昨年までの14回中、1番人気が勝ったのはわずかに3回。しかも過去6年連続で1番人気が敗退しているだけでなく、ウオッカ、ブエナビスタといった歴史的名牝も1度は敗れているレースなのです。

また、これは「流れ」とは関係ないかもしれませんが、初めての大敗を味わったアーモンドアイの精神状態はどうなのか?

サラブレッドは実に繊細な生き物です。たった一度の惨敗がアーモンドアイの精神に暗い影を落とす――そんな可能性がわずかながらにあるかもしれない。

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あと、ごくごく個人的なスタンスとして、レースを走っていようがいまいが、基本的にドバイ帰り初戦を信用していない。

以上が僕の思うアーモンドアイの不安要素っぽいところ。

難癖、無理やりもいいところだと思いますが、裏を返せばそれくらいこじつけないと、アーモンドアイが負ける要素を見つけられない、というわけですよ。

リピーターとマイル適性高い馬を狙え!

ただ、競馬らしく展開の話をすれば、今週から東京芝はBコース。傷み始めた内側が仮柵で覆われるわけですから、高速馬場に拍車がかかりそう。

そうなると、先週以上に内めの先行有利となるかもしれず、もしアーモンドアイが大外枠とか引いた場合はちょっと苦しくなるかもしれない。

アーモンドアイほどのレベルの馬が馬場コンディションのさじ加減で苦戦する姿は見たくないのですが、仮に何らかの原因で力を発揮できなかった場合、代わって台頭するのはどの馬か?

その筆頭となりそうなのが、昨年の覇者ノームコア

昨年マークした1分30秒5という時計の裏付けがありますし、ヴィクトリアマイルはデータ的にいわゆるリピーターが多いレース。

  • ウオッカ(08年2着、09年1着)
  • ブエナビスタ(10年1着、11年2着)
  • ホエールキャプチャ(12年1着、13年2着)
  • ヴィルシーナ(13年1着、14年1着)
  • ストレイトガール(15年1着、16年1着)
  • ジュールポレール(17年3着、18年1着)

この傾向通りなら、今年一番チャンスがあるのはノームコアとなりますね。

また、データや時計の裏付けだけではなく、ノームコアはヴィクトリアマイル勝利後も、男馬相手のGⅢ富士ステークスを快勝し、国際GⅠ香港マイルでも4着。マイルでの強さは牡牝合わせて現役トップクラスの1頭ですから、アーモンドアイと真っ向勝負できるのはこの馬か、と思っています。

前走のGⅠ高松宮記念15着も、これは初の千二で明らかに距離不足でしたし、香港以来の休み明け。今回は叩き2走目の上積みに、実績ある千六。プラス材料しかありません。

リピーターで言えばもう1頭、昨年2着のプリモシーンも怖い1頭。

GⅠを勝ち切るには一歩足りない印象もありますが、左回りのマイルは6戦[3・1・1・1]で、3勝のうち2勝が重賞勝利(関屋記念、東京新聞杯)という無類の強さ。

ノームコア同様、ここは条件ベストとなって見直しの一手でしょう。

ラヴズオンリーユーの能力の高さは認めるが……

僕としてはここまで珍しく関東馬を中心に取り上げてきましたが、対する関西馬はどうなのか?

素質・能力の高さで言えば、アーモンドアイに次ぐNo.2の存在が昨年のオークス馬・ラヴズオンリーユーですね。

個人的にもひいきにしている馬なのですが、ドバイ帰り初戦の上に、一昨年11月の2歳戦・白菊賞以来、およそ1年半ぶりのマイル戦がどうなのか?

道中のペースやスピード勝負への対応が鍵で、条件としてはベストとは言えないのが……

だったら、絶好調サウンドキアラの方、となりそう。

年明けの京都金杯で初重賞Vを飾ってから、京都牝馬S、阪神牝馬Sと破竹の重賞3連勝。そのどれもが内容も良く、まぎれもなき本物の強さを見せていますね。

これは勢いだけではないと思います。

そもそも、デビューしてから17戦、掲示板を外したのが重賞初挑戦だった昨年のヴィクトリアマイルだけ。それでもノームコアから0秒7差の7着と健闘しており、このときからすでに素質の片鱗を見せていたわけですね。

力をつけた今なら当然、昨年以上が期待できそう。鞍上も馬同様に今年絶好調の松山弘平騎手です。

ヒモ穴だったら、このあたりも

ほか、穴っぽいところを挙げると、休み明け2走目ダノンファンタジーの一変にも注意したいところ。ただ、この馬もGⅠでは今一つというところがマイナス点なので、狙うならヒモか。

また、先行前残りの馬場が続くようなら、武豊騎手騎乗のコントラチェックの先行力が怖い。

逆にペースが前がかりになって、アーモンドアイが先行馬をまとめて掃除する展開になれば、最後の最後にスカーレットカラーの末脚が火を噴きそう。

と、そんな感じで考えていくと、例えアーモンドアイが鉄板だとしてもヒモは割と荒れそうですよね。

いつものことですが、最終追い切りとか枠順か、当日の天気予報を見比べながら、最終結論を出して行きたいと思います。

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ずっと買い続けるビーチサンバ、今回はどうしてくれようか……

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