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【弥生賞2020展望】サトノフラッグ、ワーケアほか出走予定馬解説

弥生賞2020出走予定馬解説、展望

今週日曜の中山メインは第57回GⅡ弥生賞ディープインパクト記念。

阪神の日曜メインはリステッドレースだけに、競馬ファンの注目が一斉にこの弥生賞に集まるでしょう。もちろん、それだけ重要なレースであるし、クラシックを見据えるうえでは絶対に見逃せないレースです。

また、今年から同レースは、昨年7月30日にこの世を去ったクラシック三冠馬ディープインパクトを称え、「弥生賞ディープインパクト記念」に改称。稀代の名馬を思い出すくらいの大物出現を期待したいですね。

では、登録馬の中から有力馬をピックアップして解説していきます。

有力馬ピックアップ解説

サトノフラッグ
血統
(4.0)
素質
(4.5)
前走内容
(4.5)
期待度
(4.5)

まず1番手に挙げたいのは、そのディープインパクト産駒で美浦・国枝厩舎のサトノフラッグ

新馬戦こそ6着に敗れましたが、続く未勝利→1勝クラスと連勝。しかも、未勝利は東京2000m芝で2分を切る1分59秒5のレコードタイムでV、前走は今回と同じ中山2000mで2着馬に3馬身差をつける楽勝と、内容の濃いレースを続けて披露しました。

500kgに迫る馬体から繰り出される末脚は迫力満点ですし、小回り中山でのレースでも鞍上の仕掛けにスッと反応できる機動力の高さ。今回は相手がグッと強化されますが、この2戦の勝ちっぷりなら勝ち負けを期待したいです。

また、サトノフラッグと今回コンビを組むのは武豊騎手。サウジアラビアで日本馬初のVを飾った天才は、ディープインパクトをはじめ弥生賞史上最多の7勝をマーク。令和初、そして愛馬の名前が冠名となった初の弥生賞を勝利で飾ってみせるでしょうか。

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千両役者の武豊騎手だけに、その可能性は十分高いのでは?

血統ワンポイント
サトノフラッグの父はおなじみディープインパクトだが、母バラダセールはアルゼンチン産馬で、血統表にある名前も日本ではあまりなじみのない馬たち。

これをどう評価するかですけど、母バラダセール自身はアルゼンチンの1000ギニー、オークスを制した二冠牝馬。競走能力に申し分はないです。また、これまで日本で産んだハーツクライとの仔3頭のうち2頭は芝2000m以上でそれぞれ2勝、3勝をマーク。

スタミナ十分な母系にディープインパクトの瞬発力が加わった配合がサトノフラッグです。


ワーケア
血統
(4.5)
素質
(4.5)
前走内容
(4.0)
期待度
(4.5)

実績ならワーケアが登録馬中でナンバーワン。今年の3歳はハーツクライ産駒が豊作と言われており、同馬はその筆頭クラスと言っていいでしょう。

前走のGⅠホープフルステークスはコントレイルに完敗を喫する3着でしたが、勝ち馬は現時点で化け物クラスの強さを見せているだけに、これは相手が悪かっただけ。

同馬もまた、スタートが悪かったうえに、最初のホームストレッチでかなりゴチャついた影響を受けて後方からの競馬となりましたが、そこからよく3着まで追い上げました。内容としては悪くないです。

連勝した新馬、アイビーSはいずれも楽勝しており、名手ルメールも高く評価する素質馬。コントレイルのいないここは負けられないところでしょう。


オーソリティ
血統
(5.0)
素質
(4.0)
前走内容
(3.5)
期待度
(4.0)

オーソリティの魅力は何と言っても、その血統の良さ。

父はクラシック三冠馬オルフェーヴルで、母の母が日米オークス馬のシーザリオ。いや、今ではエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアの母と言った方が、その凄さが伝わるかもしれないですね。

つまり、オーソリティはきらめくばかりのGⅠホースたちが名を連ねる名門一族の出身というわけです。

もちろん、父、祖母、伯父・叔父たちがGⅠ馬だからといって、その馬も走るとは限らないのが競馬。しかし、オーソリティは新馬、芙蓉Sを好内容で連勝し、クラシックでも楽しみになる素質があることをアピールしました。

前走のGⅠホープフルSは5着。勢いよく直線に向いた割には坂で止まってしまったのが気になりますが、ワーケア同様にオーソリティも序盤のゴチャつきのあおりを受けて後方からの競馬。3コーナーすぎから大外を捲っていったのだが、そのコース取りも含めてやや強引だったかもしれないですね。

能力、相手関係からもここは見直しの一戦でしょう。


まずはこの3頭を上位と見ますが、それに続くとなると、ホープフルS9着からの巻き返しを期すGⅢ札幌2歳Sの勝ち馬ブラックホール、1戦1勝で未知の魅力があるオーロアドーネあたりか。

現時点での見解

今年の弥生賞はサトノフラッグワーケアオーソリティ、この3頭の能力が抜けていると見ていいでしょう。

それぞれディープインパクト産駒、ハーツクライ産駒、オルフェーヴル産駒と、同じサンデーサイレンス系ながら特徴がはっきりと分かれる3系統。その個性を比較しながら、皐月賞向きか、ダービー向きかなどを弥生賞で判断するのも面白いかもしれないですね。

近走の内容、勢いならサトノフラッグ、GⅠでもまれた経験を買うならワーケアとオーソリティ。どの馬を最上位と取るかは、レース当日まで意見が分かれそう。強いて言えば、1番人気はサトノフラッグとワーケアの争い、少し離れてオーソリティか。

なお、弥生賞は16年のマカヒキから昨年のメイショウテンゲンまでディープインパクト産駒が4連勝中。この血の勢いと相性の観点からはサトノフラッグが優勢と言えそうです。

この3強を崩すとしたら、ホープフルSでも穴人気したブラックホール。ただ、あくまで連候補であり、アタマまで期待するのはどうでしょうか。未知の魅力なら1戦1勝のオーロアドーネですが、こちらも連候補まででしょう。

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